今年のシメは食欲全開で カキ焼海道の新スポットへ

今年のシメは食欲全開で カキ焼海道の新スポットへ

寒い日が続く師走。今年を締めくくるべく選んだ場所は、シーズン真っ只中のカキ小屋です! この時期はやっぱり外せないということで、恒例の「たらカキ焼海道」を目指しました。今回ご紹介するのは、11月にオープンしたばかりの新スポット。直売所「しおまねき」に併設しているカキ小屋で堪能したグルメレポートをお届けします。

※この情報は2014年12月時点のものです。

カキ小屋ぞくぞく、国道207号線へ

 待ちに待ったカキのシーズン到来!太良町の名物カキ小屋にはさっそく行列ができている店もあるということで、盛況の様子です。県外にもカキ焼き小屋は多く見られるようになりましたが、太良町が一番!というファンは多く、ココイコ記者も毎年楽しみにしている一人。今年の締めくくりを美味しく過ごそうと、「たらカキ焼海道」へ車を走らせました。
 有明海を一望できるこの'海道'は、諫早に続く国道207号線を通り、右に左にカキ小屋が点在。ほとんどの店が、小屋の中でバーベキューするという野趣に富むスタイルでカキ焼きを提供しています。今回ご紹介するのは今年7月オープンの直売所「しおまねき」に新しく登場したカキ小屋です。国道207号線沿いの「道の駅太良」を目安にここから車で約6分、駐車場も広く、分かりやすい場所にあります。


時刻によって表情が様変わりする有明海。干満差が大きく、ミネラル豊富な栄養分が、プリプリの「竹崎カキ」や高品質の海苔を育みます。


道の駅太良が見えたらもうすぐ。道の駅には特産品販売所「たらふく館」やカキ焼きもできる食事処、観光案内所、展望ひろばなどもあります。


「しおまねき」のカキ小屋は今年の11月15日に登場したばかり。地元有志の協力のもと、ほとんど手作業で仕上げたという真新しいハウス小屋。

現役漁師がおいしい焼き方を伝授

 小屋の中には、手作りのテーブルが17席。入口で受付をするとスタッフが席へ案内してくれます。そしてカウンターに並んだカキをはじめとする食材をセレクト。車エビやホタテ、サザエ、ヒオウギ貝、サンマにイカといった魚介に加え、豚バラや肩ロースなど豚肉も並んでいます。
 「カキは地元ブランドの竹崎カキのみを使っています。また、太良町は養豚業が盛んなので、豚肉にも自信あり。お客様にいいものを食べていただきたいという思いで、味重視なんです」とは、アドバイザーの安富均さん。さらに、現役漁師が各テーブルを回り、食べ頃や焼き方の指導をしてくれるのも嬉しいところ。網の上で焼くだけというシンプルな調理法ながら、裏返すタイミングや焼き加減をはかるのは意外と難しいので、プロの指導があれば安心です。おかげでどのカキもおいしくいただくことができました。


地元の材木屋で調達した材木で一つひとつテーブルとイスを手作り。調理は炭火焼です。火加減の調整もスタッフが行ってくれます。


「スタートしたばかりでまだまだこれからですが、太良町の恵みを楽しんでいただけるようスタッフとともに成長していきたい」と安富さん。


魚介の中で人気の高いサザエはこの日、小200円、大300円。ヒオウギ貝は200円と、いろいろ試したくなるお求めやすさ。貝類は自家製のタレでもどうぞ。


「最初はカキの平な面から焼いて...」と、レストランのオーナーシェフさながらやさしく丁寧に説明してくれた平方さん。


漁師一家に生まれ育った平方さん。毎日ではありませんが、お店が混むピーク時にはほぼいらっしゃるので気軽に声をかけてみよう。


ゴロゴロとカキを並べて待つ至福の時。殻が開いたら裏返し、殻のくぼみにたまったカキのスープで身が煮えるからおいしくなるとか。

直売所で購入した食材やお弁当を持ち込みOK

 「隣の『しおまねき』で魚の一夜干しや野菜、お弁当、お惣菜などを買って、カキ小屋で食べることができますよ」とお得な情報を教えてくれたのは代表取締役の得平光春さん。カキ小屋に並ぶ太良町特産品振興施設「しおまねき」は加工所も併設し、手作りのお弁当やお惣菜も自慢。食べ盛りの子供がいたり、どうしてもカキが苦手、という方がいたりしてもとても助けになるのです。
 また、しおまねきには水槽も完備。こちらにもエビが泳いでいたり、竹崎カキに並ぶブランド「竹崎かに」が待っていたりします。さらに、「天然平ガキ」も店頭に見つけたココイコ記者。胃袋が促すままに、この平ガキと竹崎かにを店内でいただくことにしました。
 意外だったのは、天然平ガキの方が養殖ものの竹崎カキより身が小さかったこと。平方さんによると品種の違いだそうですが、これに養殖技術が加わって、身が大きな竹崎カキができるんだろうと実感。竹崎かには、旨みの濃さに感激。しばし無言で食べ尽くしたココイコ記者でした。


「'焼いても小さくならない'がウリの竹崎カキ。1月に入ったらもっと身がプリプリになりますよ」と得平さん。


右が天然平ガキで左が竹崎カキ。平ガキは身が小さくて海水を吸っているため少し塩気が強く感じられます。


今年はカキは豊漁だったものの、竹崎かにの収獲はとても少なくお値段高め。でも味が濃く、絶品です!


竹崎かにはアルミ箔で包んで蒸し焼きに。30分ほど時間がかかるので、最初の方に焼いてもらおう。


「はい、かにのスープ!」と渡された甲羅をすするココイコ記者。濃厚なエキスを余すところなく完食。


カキ小屋の片隅に発見!地元名産のみかんを「ご自由におとりください」と。食後のデザートにうれしい!

シメはしおまねきでお買い物。マグロの解体セールも!

 しおまねきには、太良町自慢の逸品が勢ぞろい。店頭を彩るさまざまな種類のみかんをはじめ、朝に農家が持ち込んだ野菜や果物ほか、豚のホルモンや豚足、地元高校生に人気の手作りパンが売れ筋です。お弁当は300円前後からあり、ごはんは佐賀のブランド米「ひのひかり」のみを使用。ちなみにカキ小屋で販売されているおにぎりもこのお米。シンプルな塩むすびですが、その分お米のうまさが引き立ち、塩加減が絶妙。焼きおにぎりで食べるのがおすすめですよ。
 店頭で目を引いたのが「搾りたてみかんジュース」。スペインからきた専用の搾り機で、フレッシュで甘いみかんジュースを1杯100円で販売しています。
 そしてイベントで好評なのが「マグロ解体セール」。月に1回予定され、1回目は30kgのマグロからスタートし、これまで50kgを超える大物もあったとか。目の前で量り売りされ、試食もあるので会場は大賑わいとなるそう。
 今年の締めを大満足で過ごしたココイコ記者。来年はマグロも狙って足を運ぼうと目標決定です!


最盛期にはこの列の倍以上のみかんが並ぶとか。一袋100円からあり、試食で食べ比べができます。


みかんが機械を通っていく過程も面白い、搾りたてジュース。1杯で何個ものみかんを使うのが驚き。


豚ホルモンや豚足だけでなく豚バラやこま切れなども揃う、人気の豚肉コーナー。


大根や白菜、カブなど冬野菜がずらり。そして安い!


有明海の恵みといえば海苔も外せません。最近はふりかけ感覚で使える「バラ干しのり」が人気。


マグロ解体セールは、大トロやカマなどを目の前でやりとりする迫力と、安さが魅力。即完売とか。

■DATA
しおまねき
○場所:藤津郡太良町大字多良1810-3
○営業時間:9:00~18:00
 カキ焼き小屋は10:00~17:00まで
○定休日:1月1日
※マグロ解体セールは仕入れ等の状況により、毎月開催とは限りません。
日時についてはお問い合わせください。
○交通:JR多良駅から徒歩5分、長崎自動車道武雄北方インターから車で約40分
○駐車場:あり(50台)
○お問合せ:しおまねきTEL0954-67-2522、
※太良町の観光情報はコチラをチェック→太良町観光協会

Tweet