ARTICLE

記事

写真:折り畳みテーブルの上に鍋に入ったパエリア、鍋に入ったポトフ、スキレットに入ったアヒージョ、クラフトビールの瓶が4本並んだ様子

実地検証! 大人たちは北山キャンプ場で 野外パーティーを楽しめるのか?

あそぼーさが編集部
2024年04月12日

2023年10月にリニューアルオープンした北山キャンプ場(佐賀市富士町)は、冬季も週末はほぼ予約で埋まるほどの人気!今やキャンパーの皆さんから熱い注目を集めるスポットのひとつなんです。
リニューアルオープン直後には、ライターのsora campさんが充実した設備を中心に取材してくれました!

写真:北山キャンプ場の受付の建物「センターハウス」
写真:屋外に設置された折り畳みのテーブルセット

ピカピカのキャンプ施設に、あそぼーさが編集部もオープン当初から興味しんしん。
そしてついにある週末、経験豊富なキャンパーが最高のメニューをふるまうと聞いて、わくわく感しかない大人たちが集まりました。ベテランキャンパーからキャンプ初心者までの有志グループ6人で、野外パーティーin北山キャンプ場に挑戦です!

北山キャンプ場

詳細情報を見る

初心者にもやさしいサイトで設営スタート!

写真:Aエリアに駐車した車2台の遠景

今回の現場は、チェックインや備品レンタルの受付を行う施設「センターハウス」から近いAエリア、便利なオートサイト(車を乗り入れられる区画)です。温水が使える流し台を備えた「サニタリー棟」の目の前で、電源もあり言うことなし。

写真:ハンマーを持って薪割りをしている女性の手元
写真:手前に焚き火台2台、奥に薪オーブン1台が並んだ様子

段取りが重要な設営では、次の段階がある作業から進めていきます。
まずは調理に必要な火を確保しました。初心者もベテランキャンパー先輩の指導で薪割りに臨みましたが、なかなか先輩と同じようにはいかないもの…「細い薪、太い薪を用意して細い順に火を点けていく」と学んだ初心者でした。
今回は焚火台と薪オーブンも使って6人分の胃を満足させるパーティーメニューを用意します。
 

写真:親子がタープを張っている様子。杭を打っている子供を父親が見守っている
写真:タープを張った奥に車が停まっている遠景。タープの中にイス2脚が設置されている

続いてタープ(布製の屋根)を張っていきます。小さいお手伝いメンバーも参加して、グループでわいわいするのにちょうどよいスペースができあがり。
イスはキャンパー私物と、キャンプ場でレンタルできる2人掛けベンチを準備しました。レンタル備品は種類豊富にそろっており、シチュエーションにあわせて選べるのがありがたいですね。事前に予約しておいたので、現地でのレンタル備品受け取りはスムーズでした!
 

こんなに作りました。パーティーメニューをご紹介

写真:折り畳みテーブルの上に食材が並べられた様子。右端に鉄鍋と米2キログラムの袋、中央に大量の野菜、奥にいちご、左端にりんごがある

ここからは野外料理をどんどんご紹介します!
佐賀産の食材たちがどんな変身を遂げたかご覧ください!

ホットサンド

写真:焼けあがって蓋をあけたホットサンドメーカー
写真:ホットサンドを乗せた紙皿が折り畳みテーブルに置かれている様子。奥にマグカップがある

まずはキャンプめしの王者(?)ホットサンド。火をおこしながらササっと作って、パーティーの主役が登場するまでのつなぎに。

 

アヒージョ(もどき)

写真:焚き火台にセットしたスキレットの蓋を開けている男性の手元。スキレットの中にチーズ、ソーセージ、赤唐辛子が入っている
写真:スキレットに入ったブロッコリーとソーセージとチーズとエリンギのアヒージョ

スキレットとオリーブオイルとにんにくさえあれば作れるのがアヒージョです。
他のメニューを作る傍らでぐつぐつ煮れば、火が通った具材からつまみ食いOK。スキレットが空いたらまた好きな具材をどんどん足しちゃいましょう!いろんな具材を煮込むほど、オイルが味わい深くなります。
たき火が燃えている間はずっと作り続けられる気軽さもキャンプらしい。

 

焼きカレー

写真:佐賀黒毛和牛ビーフカレーのレトルト商品のパッケージ
写真:鉄鍋炊きのごはんにレトルトパックからカレーをかけている様子
写真:鉄鍋で炊いたごはんにカレーとチーズと卵を乗せて焼いている様子

絶対おススメなのが鉄鍋炊きごはんの焼きカレーアレンジです!
市販のプレミアム和牛レトルトカレーを使って、お手軽&プチぜいたく&みんな大好きメニューが完成しますよ。

 

ポトフ

写真:折り畳みテーブルの上にポトフが入った鍋、ポトフを取り分けた椀2つが並んだ様子

体の芯からあたたまるメニューは、夜はまだまだ冷える春先のキャンプにもぜひ取り入れたいところ。野菜ジュースをベースに使えばキャンプ場でも手軽にポトフを作れます。佐賀産の新鮮野菜をどっさり使って、おいしいポトフができました。

 

パエリア

写真:えびとパプリカとイタリアンパセリが載ったパエリア

えびとパプリカの彩りが美しい!これ一品でテーブルが華やぐパーティーメニューです。
準備に時間がかかるのがちょっぴり難点かも?それだけに、できあがった時の歓声はひときわ大きなものでした!

 

アップルパイ

写真:耐熱皿にパイシートを敷いている様子
写真:折り畳みテーブルに置いたアップルパイ

りんごシロップ漬け缶と冷凍パイシートで本格的なデザートができあがります。
焼きたてサクサクのパイを北山の森の中でコーヒーと一緒にいただくひと時は、なんともぜいたくな時間です。

 

結論:北山キャンプ場の野外パーティーは楽しい!

写真:ストーブを囲んで座った人々の足元

作って、食べて、日が暮れて…少し冷えてきた体に、ストーブで沸かしたコーヒーが沁みます。
設営から調理まで協力しあったメンバーでストーブを囲むと、心の距離まで縮まるよう。普段は仕事で力を合わせる仲間たちと、たまには職場を飛び出してキャンプ場で過ごすのも悪くないなあ…と思ったキャンプ初心者の筆者でした。

今回の野外パーティーin北山キャンプ場は大成功!皆さんもご家族やお友だち、職場の仲間と一緒に、ぜひお試しください。

写真:夕暮れの中、ランプを点けたタープ

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

あそぼーさが編集部

人気記事ランキング(2週間)

カテゴリ

エリア

ライター紹介

  • あやかさんのアイコン画像

    あやか

    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

  • 池松晃弘さんのアイコン画像

    池松晃弘

    佐賀って実はディープ!知れば知るほどハマる魅力的なスポットと楽しみ方をお届け!
    神奈川県出身、九州を拠点に活動するフリーライター。28歳で福岡へ移住。瞑想が趣味なので、マインドフルネスになれるスポットをご紹介します。

  • 柴田愛梨さんのアイコン画像

    柴田愛梨

    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

  • sora camp さんのアイコン画像

    sora camp

    佐賀との県境で育った福岡県在住ライター。虫嫌いで運動音痴なのにキャンプ、サイクリング好き、休日は幼い娘と公園&食べ歩き。私の愛する佐賀は、佐賀平野の田畑を走る神埼北茂安線の風景。小麦畑、水田、収穫後の地平線と、季節ごとの変化がたまりません。

  • 中島丈晴

    中島丈晴

    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
    『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

  • ライター福ちゃんの写真

    福ちゃん

    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

  • 本間悠さんのアイコン画像

    本間悠

    歴史豊かな佐賀県は、あちこちに歴史的な建造物があり、伝統工芸をはじめとする日本文化に触れることができる場所です。趣味は読書とお酒の現役書店員が、魅力ある佐賀カルチャーの今を発信します! TwitterID:@honyanohomma

  • 高原陽子さんのアイコン画像

    高原陽子

    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

  • 佐賀県公式観光サイトあそぼーさがのロゴ

    あそぼーさが編集部