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有明海に面したサウナの画像

実は佐賀県はサウナの聖地だった!? 個性あふれるウワサの佐賀サウナ3選

あそぼーさが編集部
2023年03月23日

全国のサウナーたちが「一度は行きたい」と憧れるサウナが佐賀県に存在します。
「サウナシュラン」で殿堂入りを果たしたご存じ!「御船山楽園ホテル らかんの湯」をはじめ、2022年に誕生した絶景のサウナまで厳選3つ。サ活にいそしむサウナーはもちろん、サウナーデビューを目指す初心者まで、佐賀のサウナで最高のととのい体験をどうぞ。

御船山楽園ホテル 「らかんの湯」

サウナー憧れの御船山楽園ホテル らかんの湯

らかんの湯のサウナの画像1
(写真提供/御船山楽園ホテル)

日本サウナブームの礎を築いた一つといっても過言ではないでしょう。「サウナシュラン」で2019年から3年連続グランプリを獲得し、殿堂入りを果たした「御船山楽園ホテル らかんの湯」です。ちなみに「サウナシュラン」とは、全国に5000以上あるといわれる施設の中からプロサウナーが「今いくべきサウナ」として選定するものです。

らかんの湯のサウナの画像2
(写真提供/御船山楽園ホテル)

2019年にお目見えしたときは、それまでのサウナ概念を覆す洗練された空間に驚かされました。そもそも受付となるホテルロビーから度肝を抜かれます。入った瞬間、暗闇と無数の光が目に飛び込んでくる幻想空間。これは、チームラボが手がける作品で、季節によってランプの色が異なるという心憎い演出もあります。

らかんの湯のサウナの画像3
(写真提供/御船山楽園ホテル)

男女1つずつある浴場もまたアートのよう!木々を渡る風や鳥のさえずりなど、ホテルの隣にある御船山の森の環境音が心地よく響くサウナ室はもはや癒しの空間です。

らかんの湯のサウナの画像4
(写真提供/御船山楽園ホテル)

御船山の天然水と、サウナ専用に焙煎・抽出した嬉野産ほうじ茶でセルフロウリュを楽しむことができます。

らかんの湯のサウナの画像5
(写真提供/御船山楽園ホテル)

女湯のサウナ室も圧巻です。天井も壁もやわらかな曲線を描き、一面目がくらむほど真っ白!なんとも美しい空間です。メディテーションには、壁にぽっこり空いた穴がおすすめ。体をすっぽりおさめて目を閉じればとても落ち着きます。

らかんの湯のサウナの画像6
(写真提供/御船山楽園ホテル)

女湯のお楽しみは「クーゲル」。アロマ水を凍らせたもので、サウナ入口に設置された冷凍庫から自由に取り出すことができます。サウナストーブに投入すると、アロマの香りとともに蒸気がゆっくり発生し、汗が一気に吹き出します。

らかんの湯の水風呂の画像
(写真提供/御船山楽園ホテル)

たっぷり汗をかいたら、モザイクタイル仕立ての水風呂へ。美肌の湯と称される武雄温泉の源泉を17℃まで冷ましたもので、肌触りが柔らかく、乾いたお肌にグングン吸収されていく感覚が味わえます。

らかんの湯の休憩室の画像1
(写真提供/御船山楽園ホテル)

サウナで重要な休憩タイムは、広々とした内湯や露天風呂、森を望むベンチなどお好み空間で楽しめます。森を望むおしゃれな休憩室もあります。

らかんの湯の休憩室の画像2
(写真提供/御船山楽園ホテル)

休憩室は薪ストーブが焚かれたガラス張りの空間で、なにげに置かれたチェアも高級感たっぷり。自家製プリンやデトックスウォーター、ドライフルーツなどをお供にまどろむことができます。

休憩室に備えてある料理の画像
(写真提供/御船山楽園ホテル)

サウナが苦手と思っている方にこそ行っていただきたい、「御船山楽園ホテル らかんの湯」。サウナの真骨頂である、心身が“ととのう”極上体験が待っています。

御船山楽園ホテル らかんの湯

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有明海の湯(蟹御殿)

サウナが主役の温泉館に一新した有明海の湯

有明海の湯のサウナの画像1
(画像提供/蟹御殿)

「有明海の湯」は、たら竹崎温泉にある人気宿「蟹御殿」に併設する日帰り温泉館です。有明海一望の絶景はそのままにさらなる魅力を備えて、2022年10月にリニューアルオープンしました。その新たな魅力とは、社長渾身のサウナです!社長自ら全国をめぐり、どこにもないサウナを目指したといいます。

有明海の湯の外観の画像
(画像提供/蟹御殿)

浴場は1階と2階にあり、時間帯によって男女が入れ替わります。特筆すべきは、2階の「GRAVITY SAUNA(グラヴィティサウナ)」。サウナ室に入ると、スペインの建築家アントニ・ガウディの作品を思わせる、やわらかな曲線を描く木の空間が広がっています。

有明海の湯のサウナの画像2
(画像提供/蟹御殿)

聞けば、樹齢350年〜400年のスプルースの無垢材で、すべて職人の手彫りというから驚きです。木に包まれ、目の前にひろがる有明海を眺めれば、なんとも贅沢な気分になります。

有明海の湯の水風呂の画像
(画像提供/蟹御殿)

水風呂もまた圧巻です。有明海一望のテラスに備わり、深さ150cmの立ち風呂スタイル。空か海にふわふわとたゆたう心地よい浮遊感が味わえます。やわらかな太良岳山系の地下天然水が常に入れ替わるシステムで、いつでもクリーンな水が溢れています。

有明海の湯の温泉の画像
(画像提供/蟹御殿)

もちろん、温泉も楽しめます。ガラス越しに有明海と普賢岳を正面に望める絶景風呂で、お湯はナトリウム-炭酸水素塩温泉。美肌効果が期待できるといいます。

有明海の湯のAINOの画像
(画像提供/蟹御殿)

なお、1階の「GRID SAUNA(グリッドサウナ)」には日本初の「AINO」を導入。体への負担が少ないというサウナヒーターで、通常のサウナより室温が低めの80℃設定。もちろん、絵画のような有明海を望むことができます。

佐賀の湯処こもれび

西日本一の規模を誇る佐賀の湯処こもれび

こもれびの露天風呂の画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

2022年4月にオープンした「佐賀の湯処こもれび」。佐賀駅から車で5分ほどの立地にもかかわらず、毎分625ℓもの湧出量を誇る日帰り温泉施設です。

こもれびの壺湯の画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

豊富な湯量を生かして、ほとんどの湯船が源泉掛け流しという贅沢環境です。しかも、その湯はトロトロとした浴感のナトリウム-炭酸水素塩温泉。湯上がり肌がしっとり潤うと評判です。

こもれびのサウナの画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

さて、そんな美肌の湯とともに楽しめるサウナはとにかく広いです。男湯においてはその規模なんと西日本一!サウナ室には大型シアターを備え、映像と音楽で心地よい世界へと導きます。

こもれびのロウリュの画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

10時〜24時(日曜・祝日は8時〜)は1時間に1回、サウナストーンに自動で水がかかるオートロウリュが楽しめます。毎時00分に行われるのでぜひチェックしましょう。また、熱波師がタオルで仰いで熱波を届けるパフォーマンス、アウフグースもあります。不定期ながら、名だたる熱波師を招いて行うプレミアムアウフグースイベントも見逃せません。

こもれびのバレルサウナの画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

サウナ室の大きさは男湯に劣るものの、女湯には露天スペースにバレルサウナが備わっています。大人4名ほどが入れる樽型サウナで、好きなときに好きなだけロウリュが楽しめるのが魅力です。

こもれびの料理の画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

サウナの後に食べるご飯、略して「サ飯」もこちらは大充実。地元食材を生かした、和・洋、おつまみ、デザートまで揃っています。一番人気は「肥前さくらポークかつ丼」(980円)。ジューシーなお肉が丼からはみだす大ボリュームです。

こもれびの外観の画像
(写真提供/佐賀の湯処こもれび)

ここではサウナだけでなく施設をまるごと満喫するのが正解です。入館料には快適な休憩室利用も含まれているので、一日のんびり過ごして“ととのい”ましょう。

佐賀の湯処こもれび

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注目!2023年新着サウナ情報

2023年も佐賀に個性的なサウナが新たに誕生しました。
新着サウナ『うらり武雄ガーデンテラススパリゾート』、『和多屋別荘 河畔サウナ』の情報もリンク先でぜひチェックしてください。

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あそぼーさが編集部

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    あやか

    佐賀生まれ、理系大学生!食べることやお出かけが好きで、Instagramで佐賀の美味しい情報を毎日発信中。趣味はヨガ、好きな食べ物はプリンとお寿司。ライター初挑戦中ですが、私の記事が佐賀を知る、より好きになるきっかけになれたら嬉しいです!

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    池松晃弘

    佐賀って実はディープ!知れば知るほどハマる魅力的なスポットと楽しみ方をお届け!
    神奈川県出身、九州を拠点に活動するフリーライター。28歳で福岡へ移住。瞑想が趣味なので、マインドフルネスになれるスポットをご紹介します。

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    柴田愛梨

    愛知県岡崎市出身。お試し移住などを体験し、佐賀の虜に。
    現在は海の近く唐津市に拠点を置き、フリーランスで活動中。歴史、やきもの、温泉、おいしい食べ物…そして人の温かさ。佐賀の魅力は数え切れないほど。楽しみながら魅力発信をしていきます!

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    sora camp

    佐賀との県境で育った福岡県在住ライター。虫嫌いで運動音痴なのにキャンプ、サイクリング好き、休日は幼い娘と公園&食べ歩き。私の愛する佐賀は、佐賀平野の田畑を走る神埼北茂安線の風景。小麦畑、水田、収穫後の地平線と、季節ごとの変化がたまりません。

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    中島丈晴

    佐賀を訪れる人は街や町、スポットを創り上げる人々とそこに至るストーリーに共感されているのではと感じています。
    『佐賀経済新聞』運営や『佐賀バルーンフェスタ』広報等を担う中でふと気づく、佐賀の人やスポットのストーリーをお伝えしていきます。

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    福ちゃん

    佐賀県神埼市出身。趣味は、新店めぐり、山登り、映画&ドラマロケ地巡礼。神埼そうめん、北方ちゃんぽん、日ノ隈山山頂からの田園風景が大好き。佐賀の温かい人々との出会いを大切に、地元の魅力を再発見・新発掘できる旅を提案します!

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    本間悠

    歴史豊かな佐賀県は、あちこちに歴史的な建造物があり、伝統工芸をはじめとする日本文化に触れることができる場所です。趣味は読書とお酒の現役書店員が、魅力ある佐賀カルチャーの今を発信します! TwitterID:@honyanohomma

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    高原陽子

    広い空、新鮮な食材、おいしい空気。佐賀はどこを訪れても元気をもらえます。佐賀生まれ、佐賀育ちのフリーライター。海外取材のときは、必ず佐賀の米と佐賀海苔をスーツケースに詰めていきます。一番かわいいと思う生き物は有明海に生息するムツゴロウです。

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