名尾手漉和紙(佐賀市大和町)

名尾手漉和紙(佐賀市大和町) 平安時代の「延喜式」に紙の原料の上納国として記された佐賀。実際に製紙を始めたのは江戸時代でした。佐賀市大和町の名尾には、元禄時代に製紙技術が伝わり、納富由助が村民に製紙法を教えることで広まりました。今では、自然に恵まれた山里の中、谷口 進氏ただ一人が300年の伝統を守り続け、コウゾ皮を原料に昔ながらの手漉きで和紙を生産しています。名尾手漉和紙は、質が緻密で粘り強く、光沢があり耐久性に優れているのが特徴です。特に、提灯紙は油をよく吸収し、絵筆が滑らかに走る、と高く評価されています。また、ラッピングペーパーや障子紙、レターセットなど様々な商品が、用途に応じて作られています。最近は、ハーブを使うことによって香りのいい和紙も開発されたり、現代風のインテリア用品にも活用されています。手作りの風合いが伝わる名尾手漉和紙は、県の重要無形文化財に指定されています。

●交通
 JR駅からの場合…JR長崎本線佐賀駅から、タクシー利用で30分
 マイカー利用の場合…長崎自動車道佐賀大和I.Cから、車で10分
●休日 不定
●駐車場 有5台(無料)
●問い合わせ先 谷口手すき和紙工房 TEL 0952-63-0334