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佐賀県立九州陶磁文化館(さがけんりつきゅうしゅうとうじぶんかかん)

やきもの専門のミュージアム

九州陶磁文化館は、肥前の陶磁器をはじめ、九州各地の陶磁器約3万点を収集・展示するやきもの専門のミュージアムです。

名品とデジタル映像により、九州陶磁の歴史や各時代の特徴などをわかりやすく展示しているほか、現代作家の作品も紹介しています。

【第1展示室】有田焼の歴史
「有田焼の歴史」では、有田焼の始まりから現在に至るまでの約 400 年の歴史に沿った 7 つの項目を小部屋に分けて紹介しています。項目ごとに部屋の雰囲気が異なっていて、部屋を巡りながら有田焼のストーリーを体感することができます。
1 日本磁器の誕生
2 技術の革新
3 日本磁器の完成 柿右衛門と鍋島
4 海を渡る
5 暮らしを彩る
6 新時代の幕開け
7 今とこれから

江戸時代、長崎からヨーロッパに輸出され、時の王侯貴族を魅了し、きらびやかな金属の飾りが装飾された古伊万里(有田磁器)を一堂に集めた「蒲原(かんばら)コレクション(有田町所蔵)」はまさに圧巻です。

《テーマ展示コーナー》
「有田焼ができるまで」
有田を代表する伝統的な色絵磁器の工程を実物を用いて解説。
「有田焼 Q&A」
有田焼に関する疑問や用語を解説。
「やきもの産地マップ」
有田、肥前、九州の地図に、陶磁器産地や博物館、史跡等の情報を紹介。
「有田焼のデザイン」
手元のモニターを操作して、皿の形と文様を選んで自由にオリジナルのデザインを創ることができる。自分がデザインしたオリジナルの皿といっしょに写真を撮ることもできる。

【第2展示室】柴田夫妻コレクション(登録有形文化財)
柴田明彦・祐子夫妻から寄贈された 10,311 点の中から、約 1,000 点を展示しており、毎年 1 回作品の展示替えを行っています。
コレクションの中心は、江戸時代の 17・18 世紀に作られた有田磁器(古伊万里)であり、代表的な作品と様式変遷を知る包括的なコレクションです。

【第3展示室】九州の古陶磁
佐賀県の古唐津をはじめ、初期伊万里・古伊万里・柿右衛門・鍋島などの名品のほか、長崎県の亀山焼・現川焼・平戸焼、福岡県の高取焼・上野焼・須恵焼、熊本県の網田焼・小代焼・八代焼、大分県の小鹿田焼、宮崎県の蓬莱山焼(丸山焼)、鹿児島県の龍門司焼・苗代川焼、沖縄県の壷屋焼などを紹介しています。

【第4展示室】現代の九州陶芸
茶陶から前衛まで九州各地を代表する現代の陶芸家約 100 名の作品を展示しています。

【第5展示室】
一年を通して様々な企画展・テーマ展が実施されています。

展示ホールでは、佐賀県を代表する日本芸術院会員や重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品を紹介しているほか、有田焼からくりオルゴール時計が、30 分ごとに音楽を奏でます。
建物の外壁には、有田町の姉妹都市であるドイツのマイセン市から贈られた 25個の磁器製の鐘が、1時間ごとに美しく澄んだ音色を辺り一帯に響かせます。
一日いれば九州のやきもの通になれるスポットが、ここ、有田にある九州陶磁文化館です。

営業時間
9時から17時 ※入館は16時30分まで
定休日
月曜日(ただし祝・休日の場合は直後の平日)
年末年始(12月29日から1月3日)
所在地
〒844-8585 佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1
料金
観覧料無料 ※特別企画展は有料の場合あり
駐車場
あり 300台(無料)
アクセス
車:西九州自動車道 波佐見・有田インターチェンジから車で約10分。
公共交通機関:JR佐世保線、MR(松浦鉄道) 有田駅から徒歩約12分。
お問い合わせ先
佐賀県立九州陶磁文化館
TEL:0955-43-3681
FAX:0955-43-3324
メールアドレス:kyuto@pref.saga.lg.jp
佐賀県立九州陶磁文化館(外部リンク)
関連リンク
関連ファイル
九州陶磁文化館リーフレット(PDF, 1.0MB)

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