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シシリアンライス

昭和50年（1975）ごろ、佐賀市の飲食店のまかない料理として出されたのが始まり。いつしか喫茶店やレストランの定番メニューとなり、家庭料理としても愛され続けているご当地グルメです。温かいご飯の上に甘辛く炒めたお肉と生野菜(レタス・トマト・コーン等) を盛り合わせて、マヨネーズをかけたものが基本形ですが、お肉に佐賀牛、三瀬鶏、イノシシ肉を使うなど食材や味付けで個性が生まれ、各店舗でオリジナルのシシリアンライスが登場します。名前の由来には諸説あるものの、当時流行していた映画『ゴッドファーザー』のロケ地であるシチリア島からとって、シシリアンライスと名づけられたというのが有力で詳細は今も謎に包まれたままのご当地グルメなのです。（2023年度佐賀県観光連盟撮影）