JR武雄温泉駅は西九州新幹線「かもめ」と在来線特急「リレーかもめ」との乗換駅です。2022年9月23日の西九州新幹線の開業に合わせてリニューアルされました。そんなワクワクドキドキの『JR武雄温泉駅』を一気にご紹介します。
また武雄温泉駅から出発できるお得な周遊バスも運行中!。
武雄市のモデルコースはこちら→【武雄市・半日】王道の観光コース
JR武雄温泉駅
武雄温泉駅は武雄のシンボル『武雄温泉楼門』がモデルになっています。
2階建ての駅舎は、上部が楼門の木組み、下部が白色のしっくいの壁をイメージして作られています。
駅の構内
新幹線改札口に入って見上げると、天井には、木目調の格子『格天井(ごうてんじょう)』がご覧いただけます。
※『格天井』とは、角材(格縁・ごうぶち)を格子に組んで裏に板を張った天井のことです。
駅の外
実はここに隠されたスポットがあることをご存じですか?
駅の1階には4つの柱がそびえており、その柱の近くに「子」「卯」「午」「酉」の四干支の彫絵がモチーフとなった天井画を見ることができます。※4つのうち3つは新幹線改札内にあるので、入場料が必要となります。
『武雄温泉楼門』とは
武雄温泉の入口に立つ朱塗りの楼門で、竜宮城を連想させる鮮やかな色彩と形は、天平式楼門と呼ばれ、釘を一本も使っていない独創的な建築物です。東京駅を設計した『辰野金吾』の設計で、1915年(大正4年)完成しました。2005年(平成17年)に国の重要文化財に指定されています。2013年(平成25年)には保存修理が行われ、建造当時の朱色が復元されました。この四干支の彫絵は、二階天井の四隅に刻まれています。そして残りの八干支は、東京駅の天井にレリーフとして存在しており、あわせて十二干支が揃うことがわかりました。明治・大正時代を代表する建築家 辰野金吾博士(佐賀県唐津出身)が仕掛けた粋なミステリーと注目を集めています。
四干支の彫絵は「楼門干支見学会」にご参加いただけるとご覧いただけます。朝1時間だけの”限定公開”となっております。
詳しくはこちらから→武雄市観光協会公式HP(外部リンク)
そして夜になると駅の外でも楽しい仕掛けを見ることができます。
ライトに照らされた地面を見ると。。。。そこに四干支が映し出されています。
夜の噴水も楽しめます。
そんなワクワクドキドキの『JR武雄温泉駅』に遊びに来てください。
■JR武雄温泉駅
【住所】佐賀県武雄市武雄町富岡8260
武雄温泉駅
武雄温泉駅観光案内所
在来線改札口の正面に『武雄温泉駅観光案内所』があります。 駅と一緒にニューアルオープンしました。スタッフは作務衣を着用、暖簾が旅館のフロントのような雰囲気を醸し出しています。ここでは、観光案内、お土産販売、手荷物一時預かり、レンタサイクルなどのサービスをおこなっていますのでお気軽にお尋ねください。
そのお隣には、駅弁グランプリで優勝した地元武雄の「カイロ堂」さんの「佐賀牛すき焼き弁当」が好評販売中です。”売切れ御免”ですのでお早めに。
待合フリースペースでは、武雄のやきものの展示や無料Wi-Fi、コンセントがあり武雄温泉をイメージしたデザインとなっており、ゆっくりと電車を待つことができます。
【営業時間】8時30分から18時(年末年始休業)
【問合先】0954-22-2542
武雄 旅 書店
新幹線改札口の前に、『旅』をコンセプトにした書店「武雄 旅 書店」があります。
ここは、旅に関する本や西九州のライフスタイルに関する本、西九州をコンセプトにした食や物産品などを販売、待ち時間の合間にホッと一息つくカフェ&バーを取り揃えています。
オススメは地元で人気のパン屋「Haru pan」のパンと『宮地ハム』のハムを使ったサンドイッチ。ひき立てのコーヒーと一緒に召し上がってください。
【営業時間】8時30分から18時(年末年始休業)
【問合先】0954-22-2542
武雄温泉駅観光案内所・武雄 旅 書店
武雄市観光周遊バスが運行中です!
令和4年9月の西九州新幹線の開業を機に、運行していた武雄市観光周遊バスがリニューアル運行しています!!