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面浮立(めんぶりゅう)

佐賀県内では鹿島市でよく行われている民俗芸能「面浮立」。体の前面に鼓を持ち、鉦(かね)や太鼓の音が響く中で踊る鬼面芸の一種です。「面浮立」を舞うことによって、五穀豊穣を感謝し、雨乞いや怨霊鎮魂、悪霊退散を神に祈願しようという意味があります。面浮立起源説は、鍋島軍が鬼の面をつけた姿で太鼓や笛を鳴らしながら、敵に奇襲をかけて勝利をおさめた、という話に基づくと言われています。現在、鹿島市の面浮立は県の重要無形文化財に指定されています。この面浮立を舞う時につける鬼の顔をした面が浮立面です。面師が昔ながらののみをふるって、楠、桐、桧、能古見杉などの木目を活かしながら、精密かつ丹誠込めて彫った鬼の面。一つ一つが生き生きとした表情を浮かべる浮立面は、見る人を圧倒させてしまうほどのすごみを持っています。また、最近は装飾用に求められることが多いようです。

所在地
佐賀県鹿島市
お問い合わせ先
鹿島市商工観光課
TEL:0954-63-3412
メールアドレス:rousei@city.saga-kashima.lg.jp
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