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高伝寺(こうでんじ)

高伝寺(こうでんじ)は天文21(1552)年、鍋島清房(なべしまきよふさ)が創建。その後、初代藩主鍋島勝茂(かつしげ)が伽藍・寺領を寄進し鍋島家の菩提寺となります。当時は佐賀領の曹洞宗寺院の中心的役割を果たしていたそうです。明治4(1871)年には、佐賀藩最後の藩主鍋島直大(なおひろ)が、散在していた鍋島家の先祖の墓、また戦国時代に佐賀を治めていた龍造寺(りゅうぞうじ)家の墓を高伝寺に集め、整備を行いました。
現在、墓所は西側に鍋島家、東側に龍造寺家の墓碑・献灯が整然と並びます。有名な当寺蔵の大涅槃像(だいねはんぞう)は三代藩主綱茂(つなしげ)が京都の経師屋、若井利左衛門に写させたもので、日本に二幅しかない貴重なもの。4月19日から20日の釈迦堂祭りの際、開帳されます。涅槃像は紙本彩色、横約7m、縦約15.5mで見こだえはたっぷり。
また高伝寺は梅の名所として名高く、紅梅、白梅の開花時期にはたくさんの見物客で賑わいます。樹齢400年といわれる紅梅「霊徳寿梅」(れいとくじゅばい)も咲き誇り、訪れる人の目を楽しませています。寺院の周辺には川や堀をめぐらしてあり、観梅と一緒に散策を楽しめます。
その他儒学者枝吉神陽(えだよししんよう)とその弟、外務卿、書家とて有名な副島種臣(そえじまたねおみ)の墓、幼少時代大隈重信(おおくましげのぶ)が登って老僧にしかられたと伝えられる八太郎槙(幼名にちなむ)など、佐賀の偉人たちにゆかりのあるものが多いお寺です。

営業時間
8時から18時
所在地
〒840-0027 佐賀市本庄町大字本庄1112-1
料金
拝観料/300円 ※釈迦堂御開扉時は400円
駐車場
あり 約30台(無料)
アクセス
車:長崎自動車道佐賀大和ICから車で25分
JR:JR長崎本線佐賀駅からタクシー利用で15分
バス:佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス相応・久富行き乗車。バス停高伝寺前下車徒歩5分
お問い合わせ先
高伝寺
TEL:0952-23-6486
高傳寺(外部リンク)
備考
梅の見ごろ/2月
釈迦堂御開扉/4月19日から5月5日

変更になっている場合がございますので、お出かけの際は直接お問い合わせください。

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