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武雄焼(たけおやき)

武雄のやきもの「武雄焼」は、豊臣秀吉の文録・慶長の役の時、武雄領主後藤家信に同行した陶工らが渡来し、その中の「深海宗伝」とその妻「百婆仙」が、武雄の地で作陶したことから始まります。約400年もの歴史を持つ武雄焼は、従来の絵唐津から白化粧土を使い、江戸時代に日本各地に流通しました。また、17世紀には東南アジアへも輸出され、世界的に愛好されました。
現在、市内には約90数ヶ所の窯元があり、土味を生かした茶色系統の「陶器」と、白く輝く「磁器」に大別されます。品目は、代表的な特色として、鉄絵緑彩、象嵌、刷毛目、鉄絵、緑褐釉、染付けなど幅広くあります。武雄焼はこうした伝統を地区ごとに引き継ぎながら、個性を尊重し、多様な作品が生み出されています。この地ならではの「個性」と「多様さ」が武雄焼の特徴であり、素朴で温かみのある落ち着いた色調は、器に触れる方の心を魅了しています。

所在地
佐賀県武雄市
お問い合わせ先
武雄市商工観光課
TEL:0954-23-9237
一般財団法人武雄市観光協会
TEL:0954-23-7766
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