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山口家住宅(やまぐちけじゅうたく)

江戸時代後期、川副町など佐賀県東南部と福岡県西南部に多く見られた建築様式、ジョウゴ造り住宅。その代表として有名なのが、山口家住宅です。ジョウゴ造りとは、屋根の中央部をジョウゴ状にすることで、雨水が中央に集まり、土間の上を通っている大型の樋を流れて、屋外に排水するという珍しい仕組みです。屋根は、この地方のクリークに自生している葦(よし)で葺かれていて、丈夫な造りとなっています。ジョウゴ造りは、限られた空間を有効に使い、雨などの被害から家を守るために考え出された知恵だと言えます。山口家住宅は、18世紀末から19世紀初頭にかけて建築されたものと推定されています。建物は北面し、正面5間半、側面6間、ほぼ正方形の寄棟造りで、正面西側に馬屋を付設しています。建築年代が古いにも関わらず、旧状をよくとどめているので、民家建築の変遷をうかがわせるものだと高く評価されています。また、昭和49(1974)年、国の重要文化財に指定されました。

所在地
〒840-2211 佐賀県佐賀市大詫間930
駐車場
あり 5台(無料)
アクセス
車:長崎自動車道佐賀大和I.Cから車で50分
JR:JR長崎本線佐賀駅からタクシー利用で30分
バス:佐賀駅バスセンターから佐賀市営バス「犬井道・大詫間線」乗車40分。バス停「大詫間」下車徒歩5分
お問い合わせ先
佐賀市文化財課
TEL:0952-40-7369
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