エツ料理(佐賀市諸富町)

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エツはカタクチイワシ科の姿の美しい魚で、全長30~40cm。日本では筑後川流域でのみ見られる珍魚です。産卵のため海から上がってくる5月から7月までの短い期間のみ、賞味することができます。エツは小骨が多いので、骨切りしたあと胡瓜の千切りや青シソと一緒にタデ酢で食べるといっそう美味しく、また淡白な味わいなので揚げ物料理や、すり身をお吸い物の椀種にしたり、塩焼き、煮物とどんな調理法でも美味しくいただけます。エツは「風尾魚(フォンウェイイ)」の別名があり、珍魚のために伝説が残されています。そのひとつは、徐福にまつわる話。秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて佐賀市諸富町浮盃(ぶばい)に上陸した徐福が、生い茂る葦の葉を押し分けながら進んだため、その葉は片葉となり、もう片方の葉が筑後川に落ち、美しく泳ぐエツに姿を変えたという伝説です。また、九州を行脚していた弘法大師が筑後川を渡れず困っていた時、送ってくれた親切な漁師にお礼として渡した葦の葉がエツに姿を変えたという説話も伝えられています。
年々漁獲量が減り、まさに幻の魚となっているエツですが、佐賀市諸富町では、毎年「佐賀市もろどみ えつ銀色まつり」を開催して、沢山の方に美味しい旬のエツを楽しんでいただいております。

問/佐賀市諸富支所 TEL 0952-47-2131
WEB/http://www.jf-sariake.or.jp/page/maeumimon_etsu.html

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