大聖寺のアジサイ(武雄市北方町)
北方(きたがた)町の大聖寺(だいしょうじ)は日本三大不動尊のひとつ。和銅2(709)年に行基が開山したお寺です。別名「あじさい寺」と呼ばれ、6〜7月にかけて色とりどりのアジサイが咲き誇ります。拝観は自由。あじさいだけでなく杉の巨木の空洞の中にお社が安置された御杉堂や、狩野(かのう)筆といわれる襖絵など、みどころも多いお寺です。境内には樹齢500年と推定されたイヌマキがあり、マキの木では全国一の古木です。そのほか境内には樹齢300年以上のイチョウ、カヤ、モミジなど県指定の名木・古木の姿も。寺宝の明王剣にはこんなエピソードがあります。豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、名護屋(なごや)城に九州の名刀剣を集めたそうです。しかしこの明王剣が毎夜怪しい光を放ち、異様な音を出すので、秀吉も驚き、大聖寺に返したそうです。何とも不思議な話ですね。
場所/佐賀県武雄市北方町大崎6694
期間/あじさいの見ごろ/6月上旬~7月上旬
入園料/ 美化協力金 中学生以上200円 小学生100円/境内自由
駐車場/あり 駐車場 100台(無料)
アクセス/車:長崎自動車道武雄北方ICから伊万里方面へ車で20分(案内看板あり)
JR:JR佐世保線武雄温泉駅からタクシー利用で20分
問/大聖寺 TEL 0954-36-4934
WEB/http://www.takeo-kk.net/event/001361.php