龍王崎古今の森公園(白石町)
自然の中で森林浴と歴史散策が楽しめる「龍王崎古今の森公園」は、5〜6世紀代の古墳が集まる龍王崎古墳群周辺を緑に親しめる公園に整備したもの。龍王崎古墳群は海童神社背後の丘陵に分布する約20基の円墳からなっており、これまでに6基を調査。墳丘の直径は14〜17mで、横穴式石室でも早い時期に造られたと思われる割石積みの石室も見られます。6号墳の石室入口には家屋文様が線彫りされ、出土品には金銅製の矢筒金具、国産七獣鏡、金銅製鈴、勾玉など大陸・朝鮮半島の文化の影響がを受けたものが多く含まれ、当時この地域で勢力のあった集団を示すものとして学術的にも大きな価値をもっています。公園は6基の古墳と海童神社、思索の森・哲学の森・光の森からなっており、海童神社の樹齢600年の大楠(県天然記念物)や自然の動植物など、歴史と自然を体感できるミニ・テーマパークです。
場所/佐賀県杵島郡白石町深浦
開園時間/日の出から日の入まで
駐車場/あり 7台(無料)
アクセス/車:長崎自動車道武雄北方I.Cから車で20分
JR:JR長崎本線肥前竜王駅から徒歩15分
問/白石町有明公民館 TEL 0954-65-3135
WEB/https://www.town.shiroishi.lg.jp/asobou/ittokanba/_2141.html