紫陽花が見ごろを迎えました!雨でも絵になる祐徳稲荷神社

紫陽花が見ごろを迎えました!雨でも絵になる祐徳稲荷神社

日本三大稲荷に数えられ、朱塗りに極彩色の社殿から「鎮西日光」と称される祐徳稲荷神社(鹿島市)。四季を通じて色とりどりの花が咲き、花の神社としても知られます。梅、桜、ツツジ、フジと続いた後は、紫陽花の出番です。今回は、まもなく見ごろを迎える初夏の祐徳稲荷神社から鹿島散策へとご案内します。

※この情報は2015年6月時点のものです。

年間300万人が参拝する商売繁盛、交通安全、技芸上達の神

 祐徳稲荷神社は、肥前鹿島藩主・鍋島直朝(なおとも)公の夫人、花山院(かざんいん)萬子媛が京都からお嫁入りする際に京都の稲荷大神の御分霊を祐徳稲荷神社に移して建立したといわれ、その歴史は320年にわたります。ご祭神は、三神、穀物の女神・「倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)」と、天照大神が天の岩戸でお隠れになった時に舞を舞った技芸上達の神・「大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ)」、ニニギノミコトが天孫降臨をなさった時に先導役を担った「猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)」です。これらのいわれから商売繁盛、大漁満足、交通安全、芸・スポーツ上達などの神とされ、年間300万人の参拝客が訪れます。


本殿は格子状に組まれた真っ赤な土台の上にあり、山に抱かれるように建てられています。本殿裏に石壁社、命婦社、階段を上っていくと奥の院があります。


青い空、山の緑に赤い建物が映える本殿。ご覧のように多彩な色で花や雲、波模様が描かれています。華やかで「鎮西日光」の呼び名にふさわしい建物です。


頭を垂れてお願いごとをした後は天井を見上げてみましょう。羽ばたく鳳凰の絵が描かれています。金箔も美しく、見事な天井画です。


境内入口で参拝客を迎える狛犬・獅子は、ここではキツネの姿。稲穂を口にくわえ、かたわらに子ギツネを抱えています。


稲荷神社でよく見かける真っ赤な鳥居。祈願やそのお願いごとが叶った際に奉納されるものですが、祐徳稲荷神社でも本殿横にずらりと並びます。


「境内や外苑をのんびり歩き、好きな場所を写真や絵に収めてください。それぞれの感性で、俳句を添えるといいと思いますね」と、権宮司の鍋島朝寿さん。

気の流れの良いパワースポットに紫陽花咲き誇る

 東西の山の間を川が流れ、その川沿いに建つ祐徳稲荷神社は、佐賀県内有数のパワースポットといわれます。山並みは龍の背中に見えるともいわれ、風水に詳しい人によれば、気の流れが非常に良い場所なのだとか。また木々や四季折々の花が多く、自然のエネルギーに満ちていることもパワースポットとされる理由の一つでしょう。
 春の桜、ツツジ、フジ、ボタン、シャクヤクに続いて新緑が美しい季節を迎え、これから紫陽花が見ごろを迎えます。600鉢の紫陽花が並ぶ日本庭園をはじめ、境内わきの川にもたくさんの紫陽花が花をつけます。雨の日も美しいスポットです。


境内や神社東側の「外苑東山」はモミジやツツジなどの緑に包まれ、森林浴にも最適な場所です。ウォーキングがてらのんびり歩いてみてはいかがですか。


外苑にはショウブが咲いていました。これから川沿いに赤や紫の紫陽花が咲き始めます。そぼ降る雨が似合う紫陽花をどうぞお楽しみに。


本殿わきの「日本庭園」は小川や橋を配した本格的な庭園。600鉢の紫陽花が次々と花をつけ、6月下旬まで楽しめます。とても絵になるスポットです。

お守りは160種類以上!ご朱印を賜れば「あぶらとり紙」のプレゼントも

 今、女性を中心に人気が高まっているのが「ご朱印」。寺社の社務所等で僧侶や神職さんが墨書や押印してくれるものですが、近年はスタンプラリーのようにご朱印を集めて回る人も多いようです。ご朱印の本来の姿は写経したものを納める際の受付印のようなもので、参拝の記念スタンプと異なります。今は納経しなくてもご朱印をもらうことができるので、謙虚な気持ちで受け取りましょう。同神社では、ピンク色のご朱印帳が登場する予定です(8月販売予定・1000円)。ご朱印(300円)をいただくと、「あぶらとり紙」もプレゼントされます。
 またお守りは、家内安全や縁結びなどの一般的なお守りからここならではのユニークなお守りまで160種類以上用意されています。あなたにぴったりのものを見つけてくださいね。


「うまくいく守」はその名の通り万事が「うまくいく」お守りだとか。家内安全、福徳円満、商売繁盛、開運招福など全ての運気向上のお守りとされています


女性はいつまでも可愛く綺麗でありたいものです。これがあれば大丈夫かも。お土産にもらっても「どういう意味!?」なんて怒らないでくださいね。


年齢を重ねると、足腰に痛みが出てくるもの。歩けなくなっては大変ですから、この「足腰守」で守ってもらいましょう。


目の前で書いてもらえるご朱印は、ありがたいものです。ご朱印はお守りと同じですから、いただいたら、なるべく綺麗で高い場所に置いて、丁寧に扱いましょう。


祐徳稲荷神社では、ご朱印をいただくと、お化粧道具の必需品で可愛いイラストのついたあぶらとり紙(1つ)がプレゼントされます。女性の心をくすぐる嬉しい心遣いですね。


参道で70年作られている名物の「稲荷ようかん」(250円)をお土産に。筒状の器にようかんが詰められ、食べたいだけの量を糸で切り取るタイプのようかんです。

■DATA
祐徳稲荷神社
○住所:佐賀県鹿島市古枝
○時間:9時~17時
○日本庭園入園料:200円
○アクセス:
<JR>JR長崎本線肥前鹿島駅からタクシーで約10分
<バス>JR佐賀駅から祐徳バスで約1時間
<車>長崎道武雄北方インターから約40分、又は嬉野インターから約30分
○TEL:0954-62-2151
※参考:鹿島市観光協会ホームページ

「むつごろう丼」や「日本酒ゼリー」で鹿島グルメを満喫!

 参拝の後は地元グルメを楽しみましょう。干満の差6メートルの有明海をのぞむ鹿島市では、珍しい魚介を味わえます。むつごろうもその一つ。「割烹中央」の「むつごろう丼」(味噌汁付・1000円)は干したむつごろうを甘辛く煮てご飯に乗せたもの。臭みもなく、身はやわらか。思いのほか食べやすい料理です。
 干潟から名づけられた「ガターショコラ」(1個140円)は、可愛いケーキショップ「そら色の花」がつくった焼き菓子。チョコガナッシュに、海の塩分をイメージしてやや塩味をプラス。甘さとしょっぱさが絶妙なバランスのお菓子です。
 「鹿島といえば日本酒!」と思う人も多いのでは? ロールケーキ専門店「ピュイ・ダムール」からは地酒をゼリーにした「鹿島酒蔵ツーリズムゼリー」(6個入り1300円)が登場しました。封を開けると、プルプルのゼリーからほんのりお酒の香りがします。アルコール度2~3%といいますから、まさに大人のスイーツ。6つの酒蔵の味が楽しめるので、食べ比べてみるのもいいですね。


有明海の珍味・むつごろうを甘辛く煮た「むつごろう丼」。身がポロッと崩れるほど煮ていてやわらか。恐る恐る箸をつけましたが、クセのない魚でした。


「ガターショコラ」はやや塩味のきいたチョコガナッシュ。口に含んだときは甘くて、ひと噛みふた噛みするうちに塩味を感じます。甘さひかえめの焼菓子です


6つの酒蔵のお酒を使ってゼリーにした「鹿島酒蔵ツーリズムゼリー」。お酒が含まれているので子どもにはNGですが、お酒好きには喜ばれそう。

DATA
割烹 中央
○住所:佐賀県鹿島市大字高津原3923
○時間:11時~15時・17時~22時
○休み:水曜
○アクセス:JR肥前鹿島駅から車で2分
○TEL:0954-62-2125

パティスリーそら色の花
○住所:佐賀県鹿島市大字高津原623-4
○時間:9時30分~20時
○休み:火曜
○アクセス:JR肥前鹿島駅から車で2分
○TEL:0954-63-3787

ピュイ・ダムール
○住所:佐賀県鹿島市大字中村2149-1
○時間:10時~21時
○休み:月曜不定
○アクセス:JR肥前鹿島駅から車で5分
○TEL:0954-62-2244

白壁土蔵の古い町家と酒蔵が並ぶ「肥前浜宿」を散策

 「肥前浜宿」は江戸時代に長崎街道多良往還の宿場町として、また有明海に臨む港町として、酒造業や水産加工業で栄えました。水路にフナが泳ぎ、道沿いに大きな白壁の酒蔵や茅葺の町家、武家屋敷、洋風建築などが並びます。観光酒蔵「肥前屋」で試飲を楽しんだり、最近オープンしたカフェやショップを覗いたり。古い町並みの中にも新しい息吹を感じ、まち歩きの楽しいエリアです。


浜川の河口に広がる「肥前浜宿」。重要伝統的建造物群保存地区に認定され、古い家々の改修・保存が進んでいます。足下の水路にはフナや鯉が泳ぎ、のどかな景色が広がります。


古い町家を改修し、2014年にカフェ&ギャラリー「korai(こらい)」としてオープンしました。木造の素敵な建物の中でカレーやケーキ、コーヒーなどを味わえます。


店内にマイスターの称号の額が掲げられた「峰松工業」のご主人。寺社仏閣の銅版屋根や橋の欄干などを手がけ、空き時間には銅で虫のアクセサリーを作るワークショップも開いています。


酒蔵を一般に公開している「肥前屋」。自社の日本酒や焼酎も試飲できます。お酒はもちろん、地元のお菓子や漬物・粕漬の加工品など、お土産も豊富です。


肥前屋さんに入れば、昭和時代にタイムスリップ。ちゃぶ台に白黒テレビ、起き上がり人形、洗濯板、たらいなどがあり、懐かしい生活がよみがえります。


神奈川県の湘南から鹿島市に移住し、この春にオープンしたばかりのキャンドルショップ「またたび」。キャンドルづくりのワークショップも行っています。

■DATA
鹿島市観光協会
○住所:佐賀県鹿島市古枝甲1494-1
○TEL:0954-62-3942
※参考:
鹿島市観光協会ホームページ
鹿島市ホームページ

観光酒蔵 肥前屋(峰松酒造場)
○住所:佐賀県鹿島市浜町乙2761-2
○時間:9時~17時
○休み:水曜
○アクセス:JR肥前浜駅から車で3分
○TEL:0954-63-2468
※参考:
鹿島市観光協会ホームページ
鹿島市路線バス

蝋燭アート またたび
○住所:佐賀県鹿島市浜町乙2716肥前浜宿酒蔵通り
○時間:11時~19時
○休み:不定
○アクセス:JR肥前浜駅から車で3分
○TEL:0954-68-0900
※参考:
またたびFacebook

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