ウワサのご当地グルメ 古湯フォンデュとぬる湯でほっこり

ウワサのご当地グルメ 古湯フォンデュとぬる湯でほっこり

まだまだ寒い日は続き、やっぱり恋しくなってくる温泉。そして温かい料理でゆっくりくつろぎたい。そんなときにぴったりの温泉郷として、今回クローズアップしたのは古湯・熊の川温泉。熱々のチーズでいただく名物「古湯フォンデュ」を堪能するとっておきの時間が待っています。年末年始の忙しさから解放された今こそ、お泊りで何もしないご褒美時間をどうぞ。

※この情報は2014年12月時点のものです。

「古湯フォンデュ」、その正体とは?!

 「古湯フォンデュ」、耳にしたことはありますか?実はこれ、2009年に古湯温泉に登場した新しい郷土料理。主に宿泊者が食す機会が多いため佐賀でも知る人は意外と少なく、隠れた名物なんです。そしてこの名前にピンときたあなた!そう、その通り!「古湯フォンデュ」は、スイスの代表的な郷土料理「チーズフォンデュ」がヒントになって開発されました。古湯温泉旅館組合青年部が試行錯誤を重ねて完成させ、古湯の旅館で提供されています。
 宿泊プランの一つとなっているため、古湯フォンデュだけでなく宿自慢の料理とセットになっているのもうれしいところ。食事の前後には温泉につかり、お部屋でのくつろぎタイムももれなく付いてきます。いつもの会席料理とはひと味違った料理を食べてみたいというときにも断然おすすめです。  
 では、チーズを溶かした鍋で、具材をチーズにからめながらいただくという「古湯フォンデュ」、いただきます!


長崎自動車道佐賀大和ICから車で約20分の古湯温泉郷。嘉瀬川の清流を取り込んだ自然の風景と、湯治場としてのひなびた風情に惹かれます。


今回おじゃました「旅館 大和屋」。温泉街には古き良き温泉宿の風情を色濃く残す宿が並び、そぞろ歩けばどこか懐かしい感じがします。


古湯フォンデュプランの料理例。前菜から順に登場し、メインがフォンデュとなります。左奥の小鍋にはおいしそうなチーズが。シメもお楽しみ。

とろ~りとからめて熱々をいただくべし

 古湯フォンデュには、温泉水を使うことと、具材にはできるだけ富士町の野菜を、ご飯は地元の棚田米を使うことが基本のルール。ご飯は、シメにチーズリゾットにするためで、これはもうチーズ好きにはたまりません。「チーズの配合や具材は宿によって違うんですよ。うちは具材の豊富さがウリです」とは大和屋のご主人、山口勝也さん。
 バラエティに富む具材を前に、小鍋に火がつけられると、チーズは次第にくつくつと煮立ってGOサイン。ブロッコリーやトマト、ラディッシュ、サツマイモ、三瀬鶏、エビ、バゲット...と好きな具材を選びながらたっぷりチーズをからめていきます。温泉水を使っているからかとてもまろやかで、具材の持ち味とチーズの塩気が絶妙にマッチ。なんとバナナやリンゴも並び、これらはデザート感覚でいただけます。
 最後はご飯を入れてリゾットに。程よく煮込めるよう、チーズをのばすための牛乳が用意されているのもニクイところです。具材はだいたい一口サイズだったのですが、満腹感たるや想像以上。「実際女性の10人に10人は満腹と言われますね」と山口さん。そして満足感も存分に味わいました。


15種類もの具材が揃い、カラフルな色合いで食欲を刺激。下茹でしたり、一つずつ串に刺したり、手間ひまかかってます。


本来のチーズフォンデュは白ワインがたっぷり入っていますが、古湯フォンデュはワインを使わないので子どもやお酒を飲めない女性にもおすすめ。


小鍋は特注の有田焼で、販売の予定もあるとか。確かに家でもやってみたくなります。「食べることって楽しい」とあらためて実感。

ずっとひたっていたいぬる湯  

 さて、今度はとろんとしたお湯につかるべく、温泉を堪能。古湯・熊の川温泉といえば'ぬる湯'で有名です。特に熊の川温泉は24.5~38.7度とぬるく、ラドン含有量は九州でも有数の地。古湯温泉からは4kmほど下流にあり、同じくひなびた風情を味わえます。ぬる湯だから、長風呂できて体に負担がかからず、芯まで温まるのがポイント。朝に夜にと心ゆくまで楽しみましょう。
 「大和屋」には佐賀で唯一の「薔薇風呂(要予約)」も。200輪ほどのバラの花が浮かぶ貸切風呂でお姫様気分を味わえます。また、温泉街の旅館とは対照的な大型旅館「ONCRI(おんくり)」には、「天然砂むし温泉」があり、こちらもひと味違う温泉体験ができます。
 地元の人に親しまれている湯処を味わってみたいなら「英龍温泉」や「ちどりの湯」といった立ち寄り湯へ。お値段も手頃で、どうってことないシーンにもなんだか旅情を感じます。


女性なら誰もが憧れる、花に囲まれての入浴。大きな酒樽を利用した「薔薇風呂」には贅沢なまでのバラの花が。第2・第3の木・金曜日限定。


セラミックサンドや麦飯石などの自然素材を温泉で加熱した砂むし温泉。新陳代謝を促すということで、リラックスしながら美肌効果も期待大。


かつては「古湯温泉館」の名で公衆浴場然とした雰囲気を醸し、「英龍温泉」としてリニューアルした今もアットホームさは健在。貸切風呂も2部屋あります。

注目のおにぎりイベントとおすすめ立ち寄りスポット

 古湯温泉の宿泊者に耳よりな情報を入手しました!新たに誕生したというイベント、その名も「日本一おにぎりを美味しく食べる会」。2回目の今年は2月11日(水・祝)に開催され、古湯温泉の宿泊者限定150名が参加できます。
 温泉街にある「フォレスタふじ」を会場に、みんなで海苔巻きおにぎりを味わうというシンプルなイベントですが、このおにぎりがすごいんです。佐賀といえば12年連続海苔の生産量・販売高日本一を誇り、有数の米どころ。しかも高品質。これら食材の素晴らしさを旅館業界から発信・PRしていこうとこのイベントは企画され、当日は究極のおにぎりが振る舞われます。
 海苔は、1万枚に3枚しか採れない有明ノリの最高級品「有明海一番」、米は地元の杉山こしひかりとさがびよりを使用。本物にこだわった極上の味わいです。
 イベントの帰りには、立寄りスポットとして「ダムの駅富士 しゃくなげの里」がおすすめ。ここはお米を好みの量持ち帰りできる精米所を併設し、お米がとても充実。天然地下水の水汲み場もあるので、この水でご飯を炊いて、自宅でも富士町産のおにぎりを楽しんではいかが?


乾杯ならぬ「乾米(かんま~い)!」との掛け声でおにぎりを試食。和気あいあいとみんなでほお張るのもなかなか面白い体験です。


海苔は食べる直前に巻くのでパリパリ。この海苔巻きおにぎり、販売すれば600円相当になるとか。当日は漬物や佐賀の酒、うれしの茶などのブースも。


'水と米'がコンセプトの「ダムの駅富士 しゃくなげの里」。水汲み場は駐車場にあるこの像が目印。休日は人だかりになることも。

■DATA
◎古湯フォンデュプランのある宿
旅館 大和屋 佐賀市富士町大字古湯860 TEL 0952-58-2101
・旅館 東京家 佐賀市富士町大字古湯836 TEL 0952-58-2005
古湯・熊の川温泉の宿一覧はこちら

◎「第2回 日本一おにぎりを美味しく食べる会」
日時:2月11日(水・祝)
会場:フォレスタふじ
問合せ:富士町観光案内所 TEL 0952-51-8126
*2015年2月10日(火)に古湯温泉宿泊の方150名招待

◎ダムの駅富士 しゃくなげの里
場所:佐賀市富士町畑瀬1-31
営業時間:9:00~18:00
定休日:第2水曜日、1月1日~3日
お問合せ:TEL 0952-58-3200
※富士町の観光情報はコチラをチェック→富士町観光協会

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