夏のお出かけスポット<屋内編>

夏のお出かけスポット <屋内編>

暦は7月を迎え、いよいよ夏休みに向かってまっしぐら! 今回は、夏休みにおすすめのスポット、それも炎天下や雨模様の日でも遊べる屋内のスポットを紹介します。夏休みだけの特別イベントや自由研究にぴったりの体験イベントもあります。この機会をどうぞお見逃しなく!

※この情報は2014年6月時点のものです。

遊びながらエネルギーを学ぶ 
玄海町次世代エネルギーパーク「あすぴあ」(玄海町)

 昨年(2013年)7月、佐賀県の西端・玄海町に「玄海町次世代エネルギーパーク あすぴあ」がオープンしました。ここはその名の通り、太陽光や風力、水素などの新しいエネルギーを紹介する体験型施設です。
 ロビーではロボット「wakamaru(わかまる)」くんがお出迎え。簡単な会話もできます。見晴らしの良い4階では風の強さで光の色が変わる装置によって、目で風のチカラを見ることができ、3階では日時計や素材・色の違うパネルによって太陽のチカラを知ることができます。
 楽しいのは1階の展示室。クイズ&スタンプでエネルギーを学ぶ「エネルギーアイランド」や、昆虫になった気持ちでエネルギーを探す「アースラボ」があります。外へ行けば、燃料電池や太陽電池を利用した電動カートも! 1日中遊べて、しかも入館無料(一部有料プログラム有り)! 大人も十分楽しめるスポットです。


会話ができるロボット「wakamaru」くん。「こんにちは」「かわいいね」「何してるの?」などと話しかけると、答えてくれますよ。さぁ、どんな言葉が返ってくるかな?


燃料電池や太陽電池を利用した電動カート。遊園地のゴーカートほどのスピードは出ませんが、子どもたちに大人気(有料)。水素ができる工程も見学できます。


エネルギーにまつわる約100種類のスタンプからクイズの答えにあうスタンプを押していく「エネルギーアイランド」。記者も夢中で探しますが、なかなか見つけられず苦戦...。

■DATA
玄海町次世代エネルギーパーク「あすぴあ」
○住所:佐賀県東松浦郡玄海町今村4560-1
○時間:9時~17時
○休み:第3月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月2日)
○交通:JR西唐津駅から車で約30分、長崎自動車道多久インターから厳木多久有料道路経由で約70分、西九州道浜玉インターから車で45分 
○料金:入館料無料、電動カート大人200円・小中学生100円、アースラボ大人200円・小中学生100円、ミッションノート100円 (各税込)※天候に左右されるプログラムもあります。
○お問合せ:TEL0955-51-3080

ベゴニア&クワガタに出会う
ポンポコ村 ベゴニアガーデン(唐津市浜玉町)

 唐津市・鏡山のふもとにある「ポンポコ村 ベゴニアガーデン」。ここはハウスの中で800種類のベゴニアを育て、一般開放しているガーデン&カフェです。
 多年草で育てやすいベゴニアはガーデニングブームの高まりとともに品種改良が進み、一重咲きや八重咲き、大きな花があり、またさまざまな色があります。ここに行くと、「えっ、これもベゴニア?」と思うことでしょう。ハウスから唐津の海が見え、眺望は抜群。ドリンクや軽食を提供するカフェもあり、ゆったりのんびり過ごすことができます。
 子どもたちにおすすめは、「クワガタギャラリー」。夏休み期間中、体長8~9cmの「スマトラオオヒラタクワガタ」や「ヘラクレスオオカブト」など、数十種のクワガタやカブトムシがお目見えします。クワガタは販売し、飼育方法もアドバイス。予約すれば、園内の木で「昆虫採集体験」(2名以上で予約)もできますよ。


ベゴニアの見ごろは春ですが、ここには秋咲きや冬咲きの花もあり、年中楽しめます。ベゴニアの茎は左右対称でないことから、花言葉は「片想い」なのだそうです。


眺めの良いカフェは癒しの空間。花を愛で、眼下の海や緑を見ながらのんびりしていると、リフレッシュできますよ。ドリンクやケーキ、パスタなども用意されています。


園の一角はミニ昆虫館&水族館。オオクワガタ、ミドリガメ、ウーパールーパー、オヤニラミ、ナマズ、タナゴなどの生物を展示しています。夏は数十種類のクワガタを特別展示!

■DATA
ポンポコ村 ベゴニアガーデン
○住所:佐賀県唐津市浜玉町浜崎鏡山
○時間:9時~17時
○休み:なし
○交通:JR浜崎駅から車で5分、長崎自動車道多久インターから厳木多久有料道路経由、車で約40分、西九州道浜玉インターから車で約10分
○料金:(税込)入園料大人540円・小中学生320円・未就学児無料、年間会費大人1080円・小中学生640円、カフェ380円~、クワガタ販売1匹 500円~、昆虫採集体験1名 1620円(2名以上で要予約)
○お問合せ:TEL0955-56-8580

「月の石」「月の砂」を見逃すな! 
佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが(武雄市)

 リニューアル工事のため、9月から来春まで休館する「佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが」。その前に見逃したくない特別企画展があります。それは「いつか月に住めるかも!? 月探査のフロンティア」(7月12日~8月31日)。今年はアメリカのアポロ11号が月へ飛んでから45年。それを記念して、アポロ17号が月から持ち帰った「月の石」と、旧ソ連時代の無人探査機ルナ16号が持ち帰った「月の砂」を同時展示します。これらが日本で同時に展示されることは初めて。天文ファンならずとも、わくわくしますね。
 また夏休み期間中、「自由研究道場」がオープン。マジックハンドや電磁石釣竿、ミラーボックスなど12種類が用意され、「自由研究のテーマを見つけられない!」「何をしたらわからない!」という子どもたちの心強い味方になってくれます。


地球の自然現象から佐賀の自然、宇宙の神秘まで、遊びを通して科学の不思議、面白さを体感できます。プラネタリムやレストランも併設しています。


毎年人気の「自由研究道場」。研究のネタは12種類。その場で参加でき、10~30分でできる簡単なものですが、小学生には十分。100円から体験できるのも嬉しいですね。


今年の夏の目玉は、「月の石」と「月の砂」を同時展示する特別展。ローバーを動かす体験コーナーもあります。人気漫画の主人公になったつもりで参加してみよう!

■DATA
佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが
○住所:佐賀県武雄市武雄町永島16351
○時間:9時15分~17時15分(土日祝は18時まで、7/19~8/31は19時まで)
○休み:月曜(7/19~8/31の夏休み期間中はなし) ※2014年9月1日(月)~2015年4月中旬までリニューアル工事のため休館
○交通:JR武雄温泉駅から車で約10分、長崎道武雄北方インターから車で約10分
○料金:(税込)当日セット券(常設展示、プラネタリム、特別企画展)大人910円・高校生540円・小中学生360円・4歳以上180円 ※常設展示、プラネタリムのみの券もあります。
○お問合せ:TEL0954-20-1666

夜の本丸体験や工作体験を特別開催
佐賀城本丸歴史館(佐賀市)

 「佐賀城本丸歴史館」は、10代藩主・鍋島直正時代の佐賀城本丸御殿を復元したもの。木造復元建物としては日本最大級の2500平方メートルを誇り、45メートルの畳敷きの長廊下や320畳の大広間などはまさに圧巻のひと言につきます。
 夏はここで特別イベントが実施されます。その一つが、8月13日(水)~17日(日)の「工作体験」。厚紙を使って自分だけのオリジナル扇子を作ることができ、その隣の部屋では、日本の伝統的な遊び「投扇興」を楽しめます。また、巨大なすごろく盤を自分がコマとなって進む「本丸すごろく」でも遊べます。
 お盆期間(8月13日~15日)は特別に夜8時まで開館。玄関前に竹灯籠が飾られ、幻想的な雰囲気を楽しめます。事前に予約すると、夜の本丸探検隊に参加できますよ(各日30名程度)。また直正公生誕200年を記念して、特別展「洋行へのあこがれ」(7月18日~9月7日)も開催されます。


中はとにかく広い! 佐賀城や佐賀藩の歴史を知るだけでなく、建物そのものも楽しむことができます。8月1日(金)は、開館10周年を記念して先着200名の方に、本丸オリジナルグッズがプレゼントされます。


8月13日(水)~17日(日)は、工作体験「扇子作り」を実施(対象は、中学生以下)。その場で参加でき、10~15分程度で完成します。


8月2日(土)~17日(日)は、玄関に氷柱を置いて涼しさを演出。毎週日曜日及び8月15日(金)には「幕末維新 佐賀の八賢人おもてなし隊 歴史寸劇」も上演されます。

■DATA
佐賀城本丸歴史館
○住所:佐賀県佐賀市城内2-18-1
○時間:9時30分~18時(8月13日~15日は20時まで) 
※「工作体験」8月13日(水)~17日(日)①10時~11時30分②13時30分~15時(対象は中学生以下)、「夜の本丸探検隊」8月13日(水)~15日(金)20時~21時(先着30名程度、要予約)
○休み:年中無休(ただし12月29日~31日は休館)
○交通:JR佐賀駅からバスで約10分、長崎道佐賀大和インターから車で約25分
○料金:満足度に応じた募金をお願いしています。
○お問合せ:TEL 0952-41-7550

くすりの歴史を学び、入浴剤づくりにも挑戦
中冨記念くすり博物館(鳥栖市)

 長崎街に位置し、交通の要衝だった鳥栖市。江戸時代には「富山の薬売り」のように薬の配置販売をする「田代売薬」が生まれ、その名残として今も製薬企業がたくさんあります。中でも有名なのが「サロンパス」でおなじみの久光製薬でしょう。ここ「中冨記念くすり博物館」は久光製薬創業145周年を記念して開館したもので、「田代売薬」の歴史や生薬などを展示しています。
 夏は「夏休み学習室」があり、展示物でわからないものはスタッフが答えてくれるので自由研究にぴったりですね。お楽しみは、3日間だけの特別イベント「夏の体験教室」。「田代売薬」の歴史がわかるアニメを観賞した後、ハーブ精油と重曹で香りのよい「炭酸入浴剤」をつくります。大人も参加したいところですが、残念ながら小学生対象となっています。先着順だから、お申し込みはお早めに!


緑の中に佇むモダンな建物「中冨記念くすり博物館」はイタリアの彫刻家チェッコ・ボナノッテ氏によるもの。中はガラス張りで建築の分野でも注目されています。


今から120年ほど前、ロンドンにあった「アルバン アトキン薬局」を移築展示しています。アンティークのガラス瓶や薬箱が重厚な趣を醸し出していますね。


現在「祈る良薬」と題し、健やかな暮らしを祈願した全国各地のお札やお守り、玩具を展示中。写真の2階展示室では「田代売薬」の歴史や原料などを展示しています。

■DATA
中冨記念くすり博物館
○住所:佐賀県鳥栖市神辺町288-1
○時間:10時~17時(最終入館16時30分) ※「夏の体験教室」8月3日(日)・17日(日)・24日(日)10時~11時30分(先着15名、事前予約)
○休み:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
○交通:JR鳥栖駅から車で約7分、九州道鳥栖インターから車で約5分 ※火・木・土(お盆除く)は市内循環バス(PDF)運行(JR鳥栖駅~中冨記念くすり博物館前下車徒歩2分)
○料金:(税込)入館料大人300円・高大生200円・小中学生100円・未就学児無料 ※「夏の体験教室」小学生500円(入館料含む)
○お問合せ:TEL0942-84-3334
※参考:ココイコVol.105「佐賀のクスリロード」(2012年9月)

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