絢爛豪華なお雛様や楽しいイベント満載 佐賀県のおひなさま巡り

絢爛豪華なお雛様や楽しいイベント満載 佐賀のおひなさま巡り

立春を迎え、華やぎを見せつつある昨今。梅のたよりとともに聞こえてくるのが女子のお祭り「ひなまつり」です。佐賀県下での代表的な「ひなまつり」イベントは、伊万里市、有田町、佐賀市、唐津市。陶磁器でつくったおひなさまや藩主夫人の立派なおひなさまなど、その土地ならではのひな人形が訪れる人の目を楽しませてくれます。期間中、さまざまなイベントも開かれます。春を感じに、佐賀のおひなさま巡りへ出かけませんか。

※この情報は2016年2月時点のものです。

「伊万里大川内山 磁器ひいなまつり」2/13(土)~3/6(日)<伊万里市>

鍋島藩の御用窯・大川内山で磁器でできたおひなさまを鑑賞

 三方を山に囲まれ、山水画のような風景を見せる伊万里市・大川内山。鍋島藩はこの地に技術集団を集め、技が漏れないように役所や関所をつくって将軍や大名家への献上品「鍋島」を製作したといいます。今も狭い石畳のまちに34の窯元が軒を連ね、ステキな品々をつくり続けています。
 そのまちで行われるのが「伊万里大川内山 磁器ひいなまつり」です。
 期間中、各窯元は磁器でおひなさまを製作し、展示します。400年に渡って息づく細かな技術にご注目ください。2月28日には、桃やおひなさまを描いた特別なお皿が販売されます。毎年人気なので、お早めにお出かけください。


各窯元が磁器でひな人形をつくりました。窯元や伊万里・有田焼伝統産業会館で展示しています。お楽しみに!


伊万里鍋島焼会館では期間中だけのカフェメニューを用意しています。伊万里焼の器とともにケーキや生チョコを味わえます。散策の休息にどうぞ。


伊万里を訪れたら食べたい伊万里牛。「伊万里牛ハンバーグ」は、4等級以上の伊万里牛100%のミンチを使い、肉の旨みたっぷり!


伊万里焼の重箱にご飯と伊万里牛を詰めた「伊万里牛の重箱御膳」もおすすめ!10店舗で提供(事前予約)し、8月31日までスタンプラリーを実施中。


伊万里は日本酒の産地。「全米日本酒鑑評会2013」吟醸酒グランプリ受賞の古伊万里酒造や河童のミイラを祀る松浦一酒造があり、3月26~27日に蔵開き。


民間運営の図書館が各地で話題を呼ぶ中、市が運営する伊万里市民図書館も斬新な展示で話題を呼んでいます。森永製菓創始者の常設展示もあります。

DATA
「伊万里大川内山 磁器ひいなまつり」
○期間:平成28年 2月13日(土)~3月6日(日)
 ※特別企画「ひいなの縁起皿販売」:2月28日(日)9時~、伊万里鍋島焼会館にて
○場所:佐賀県伊万里市大川内山乙1806(伊万里鍋島焼協同組合)
○入場料:無料
交通:JR筑肥線伊万里駅又は松浦鉄道伊万里駅から車で約15分。長崎道武雄北方インターから約30分
○お問合せ:磁器ひいなまつり実行委員会TEL 0955-23-7293(伊万里鍋島焼協同組合)
※参考:
あそぼーさが「伊万里牛の重箱御膳」を堪能
あそぼーさが「伊万里の酒蔵を訪ねて」

「~まつらの姫達の宴~唐津のひいな遊び」2/20(土)~3/6(日)<唐津市>

旧家&鯨組主に伝わるひな人形に注目。限定ランチ&スイーツも忘れずに!

 城下町・唐津では「まつらの姫達の宴」と称したひな祭り「唐津のひいな遊び」が市内の5会場で開催されます。
 埋門ノ館や旧唐津銀行では、旧家に伝わるひな人形や九州で最も古いといわれる寛永雛、ひなグッズがズラリ。また、捕鯨で栄えた呼子町の鯨組主中尾家屋敷では、今では珍しい「おきあげ雛」を見ることができます。
 期間中、各会場では、講演会「能と唐津」(2/20)や、ボトルフラワー作り(2/27)、オカリナ・ケーナ演奏(2/28)、フラメンコ(3/6)などの特別イベントも行われます。また市内の飲食店や菓子店では、この限定のランチやスイーツを提供(PDF)。古い町並みを散策し、ひな祭りはもちろん、唐津焼などと一緒にグルメも楽しみましょう。


埋門ノ館で展示されるひな人形。広い座敷におひなさまやひな飾り、陶器でできたひな人形などがズラリと展示されます。


捕鯨で栄えた呼子町で鯨組主だった中尾家。ここでは、厚紙に着物の布などを貼って立体的に仕上げた羽子板風の「おきあげ」が飾られています。


唐津市呼子町といえば、イカの活造りで有名。しかし、昨今はサバにも力を入れ、「サバ活」と称してサバ料理を提供しています。こちらも堪能してね!


唐津市出身の建築家・辰野金吾氏が手がけた旧唐津銀行(1912年竣工)。築100年以上経ち、今も威風堂々とした佇まいを見せています。


豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点として知られる名護屋城跡。平成28年2月28日までの土・日曜はJR唐津駅から直行バスが運行します。(乗車大人500円)


目の前に玄界灘を臨む波戸岬は眺望抜群!特に夕日が沈む景色は何ともいえません。「恋人の聖地プロジェクト」サテライトに認定されています。

DATA
「まつらの姫達の宴~唐津のひいな遊び」
○期間:平成28年2月20日(土)~3月6日(日)
○場所:佐賀県唐津市の5会場
・古代の森会館(唐津市鏡1826-2 TEL 0955-77-0510) 
・埋門ノ館(唐津市北城内6-56 TEL 0955-75-1810)
・旧唐津銀行(唐津市本町1513-15 TEL 0955-70-1717)
・ギャラリー魚や町(唐津市魚屋町2041-1 TEL 0955-72-3636)
・鯨組主 中尾家屋敷(唐津市呼子町3750-3 TEL 0955-82-0309)
○入場料:古代の森会館/展示室は大人100円、子ども50円。
 鯨組主 中尾家屋敷内/200円。ひな祭りの展示のみ無料 
○着物着付け会場:ジープ美容室(唐津市材木町2167 TEL 080-3184-4520<事務局>)
※着物着付け1,500~2,000円(要予約)
交通
市中心部/JR唐津駅から徒歩約10分。福岡市内から昭和バスからつ号で約60分。九州道福岡インター~西九州道経由で約85分。長崎道多久インター~多久有料道路経由で約40分。
呼子町/市中心部から車で約25分。
○お問合せ:実行委員会(古代の森会館)TEL 0955-77-0510
※参考:
あそぼーさが「呼子で、サバ活!」

「佐賀城下ひなまつり」2/11(木・祝)~3/31(木)<佐賀市>

侯爵家の豪華なひな人形や鍋島小紋、佐賀錦のおひなさまが勢揃い!

 佐賀藩鍋島家の城下町として栄えた佐賀市。ここで繰り広げられる「佐賀城下ひなまつり」は、絢爛豪華なひな人形が見どころです。鍋島家に伝わる資料や武具・美術品などを収蔵する徴古館は、明治天皇の孫にあたる鍋島直泰夫人・紀久子氏や13代直大夫人・栄子氏の絢爛豪華なひな段飾りが並びます。人形の優美な顔や繊細な衣装、小さなお道具に注目して下さい。
 旧長崎街道沿いの佐賀市歴史民俗館には、佐賀藩の裃の文様である鍋島小紋や手織りの伝統工芸・佐賀錦をまとったおひなさまが展示されます。昔ながらの佇まいの中で、しっとりとしたひな祭りを楽しめます。


徴古館には、藩主夫人の長さ6mと5mという大きなひな段飾りが2つ並びます。夏ミカンの皮を乾燥させて漆で仕上げた器など珍しい漆芸品に思わずため息も。


鍋島小紋は佐賀藩の武士が身につけた裃の文様。人形作家の手によって可愛らしいおひなさまに仕上がりました。明治17年築の旧古賀家へどうぞ。


佐賀錦のひな人形は旧福田家に展示。佐賀錦は金銀漆を施した和紙と絹糸で織ったり、帯やバッグ、草履に使われています。期間中、手織り体験もできますよ。


旧古賀銀行では「お菓子のひなまつり」と称して、伝統的なお菓子・寿賀台や、お菓子でつくったおひなさまが展示されます。丸ぼうろの実演も楽しみ。


期間中、飲食店ではひなまつりメニューやワンドリンクなどの特典がつくサービスも。内容は会場で配布されている公式パンフレットでチェックしてね!


旧長崎街道周辺には、恵比須さまがいっぱい。中には、手をつないだこんな恵比須さまも!触れるとご利益があるといいますから、縁結びにいいかな!?

DATA
「佐賀城下ひなまつり」
○期間:平成28年2月11日(木・祝)~3月31日(木)
○場所:佐賀市歴史民俗館、徴古館ほか
○入場料:佐賀市歴史民俗館券/400円、徴古館券/300円、共通券600円、小学生以下無料
交通: JR佐賀駅からバスで約5~10分。長崎道佐賀大和インターから約20分。
※期間中の土・日・祝日、周遊バス運行(乗車1回大人150円)
○お問合せ:佐賀城下ひなまつり実行委員会事務局(佐賀市観光協会)TEL 0952-20-2200
※参考:
あそぼーさが「長崎街道の旧家で過ごす自分時間」
あそぼーさが「寿賀台がひな祭りで復活!」

「有田 雛(ひいな)のやきものまつり」2/6(土)~3/21(月・振休)<有田町>

有田焼創業400年を迎えたやきものの里のひなまつり

 日本磁器発祥の地・有田町は今年、有田焼創業400年を迎えます。まち全体がアツくなる中、毎年恒例の「有田 雛(ひいな)のやきものまつり」もパワーアップ! 趣向を凝らしたさまざまなイベントが繰り広げられます。
 有田のひなまつりで見逃せないのは、磁器でつくった七段飾り。有田屈指のつくり手たちが400年の技を結集し、3年がかりでつくった渾身のひな人形です。有田館などで見ることができます。
 また期間中、特別イベントが目白押し。「うつわ男子」が案内するまち歩きや着物で楽しむ女子旅、パワースポット巡りなど、女子力アップの内容が盛りだくさん。さらに飲食店では、期間限定のひなまつりメニューも用意されています。「有田陶器市」とはまた違う風情を見せる有田のまちを満喫して下さいね。


高さ42cmのお内裏様、37cmのおひなさまなど、磁器製の七段飾りは圧巻。試行錯誤の末、無事に焼き上がった時は赤ん坊のように抱いたという逸話も。


細かで美しい絵付けは有田焼ならでは。各窯元が自慢の腕をふるい、さまざまなひな人形や関連グッズを展示しています。窯元巡りも楽しんで!


まちには国指定の重要伝統的建造群保存地区があります。白壁の家やトンバイ塀の残る町並みは着物姿にぴったり。着物でまち歩きしませんか(予約制)


「うつわ男子」のコーディネートによるまち歩きも開催。ガイドブックに載っていないまちや有田焼の魅力、器選びのコツを教えます。(予約制)


登り窯の耐火レンガでできた塀を「トンバイ塀」と言います。トンバイ塀をよく見ると、ハート型のレンガが!見つけると、良いことがあるという噂も?


22軒のレストラン・カフェでひなまつり期間限定メニューを提供。マップを参考に出かけましょう。
パンフレットマップはこちら(PDF)

DATA
「有田 雛(ひいな)のやきものまつり」

○期間:平成28年2月6日(土)~3月21日(月・振休)
○場所:佐賀県西松浦郡有田町各所、有田館
○入場料:有田館入館無料、各イベント有料
交通:JR有田駅から徒歩約15分。西九州道波佐見有田インターから約5分
○お問合せ:有田観光協会 TEL 0955-43-2121

Tweet