2006年02月16日

羊羹はどこで買えますか?

職場の敏腕秘書、Mさん。
彼女は、私のお隣のOさんのスケジュールから業務の内容、その進捗状況のほとんどを把握している。
また、時に辛口で皆を叱咤激励する。

毎日、ここの職場には、いろいろな問い合わせの電話がかかってくる。
もちろん、Mさんの電話の対応はテキパキとしたもの。
先日、Mさんが電話を取って用件を聞いているのを伺っていると、どうも様子が変。
訊くと、棒のようになっている羊羹はどこで買えるのかという問い合わせらしい。
それも60本。

稲荷羊羹1本.jpg

その羊羹とは、「稲荷ようかん」のことだ。
去年の7月、情報収集のためにお店を取材していたので、そのときに撮った画像を探してMさんに見せた。
お問い合わせの本人には、新油屋製造の「稲荷ようかん」だということと電話番号を教えた。
新油屋は鹿島の祐徳稲荷神社の参道に店舗がある。

電話を切った後。
60本の注文ということは法事か何かあるのだろうかと、Mさんに訊いた。
「或旅行会社のツアーで、参加されるお客様60人に配りたいんだそうです。」
そして、腑に落ちない顔でこう言った。
「電話の人が言うには、前に食べたことがあるんだけど、それが羊羹だったかちくわだったか思い出せないそうなんですよぉ。」
確かに、バスツアーだったらビール片手にちくわのほうが様になるね。

投稿者 観光連盟スタッフ : 17:26

2006年02月08日

雛人形は38歳。

私の所有物で一番古いものは、七段飾りの雛人形。
所有してから、かれこれ38年になります。
大阪の祖父母から初節句のお祝いに買ってもらったものです。

最後のお披露目は、高校受験の前の年だったでしょうか
七段の段作りは金属式のものなので、組み立てるのはかなり大変。
人形15体と小道具約20個は何重にも包装され、ひとつずつ箱に入っています。
出すのもひと騒動ですが、片付けるのもひと苦労です。
そんなこんなで、四半世紀ほどの間飾られないままになっています。
押入れのその上の、ほとんど開けられることのない場所に、ずっとしまわれています。

毎年、節分を過ぎてひなまつりの話題が出始めるころになると、今年もお雛様を飾る状況にないことに気付きます。
果たして今年も出さず仕舞い。
色白のうりざね顔、切れ長の細い目、朱色の着物。
最近のお雛様とは違って、古いスタイルの雛人形。
時代の移り変わりを感じます。

雛人形.jpg

佐賀で開催されるひなまつりでは、新旧さまざまな雛人形がお目見えします。
江戸後期から伝わる鍋島家の雛人形。
鍋島小紋や佐賀錦の着物を身に着けたお雛様。
磁器の人形七段飾り。
世界最大の磁器の立ちびな。

春近しといっても、今日は雪交じりのお天気。
お雛様で感じる春の訪れのほうが早いようです。

投稿者 観光連盟スタッフ : 11:54