2005年08月31日
古湯温泉といえば、ぬる湯。長湯がオススメです。
1920年の秋、現長崎大学医学部の教授だった斎藤茂吉は、3週間古湯に滞在していた。
当時流行していたスペイン風邪の療養のために。
来訪してから吐血がとまり、1週間の予定が3週間になった。
「ほとほとにぬるきゆ」と詠んだほどに、ここの湯は37.2℃ほどのぬるま湯。
強アルカリ性のやわらかな単純泉が、身体にいいという。
この地に残した38首のなかの1つを紹介。
『うつせみの病やしなふ寂しさは川上川のみなもとどころ』
今日で8月も終わりです。

投稿者 観光連盟スタッフ : 19:04
2005年08月30日
ストレスのダイエットをしましょう。
ストレスのない人は、かえっておかしいといわれるくらい私たちはストレスと共に暮らしている。
かの大隈重信は「怒らない人」だったという。
怒りを外に出さない人と言ったほうが、正しいかもしれない。
母親に似た楽天的な性格によるといわれているが、それだけが理由ではないらしい。
怒りを静めるためにしていた3つのこと。
湯と酒と眠。
風呂に入って、糠入りの袋で体をごしごしと擦る。
それで治まらない時は、酒を一杯飲む。
それでも駄目な時は、寝る。
寝ることで、全ての怒りが解消されるなんて、やっぱり楽天家なんだと思う。

投稿者 観光連盟スタッフ : 17:13
2005年08月29日
韓くにの使者、カチガラス。

国の天然記念物に指定されている、佐賀県の県鳥カササギ。
白と黒の色使いが特徴である。
地元では、カチガラスと呼ばれ、日本では佐賀平野一帯でしか見ることができない。
ちなみに別名は朝鮮烏という。
韓国の慶尚(キョンサン)南北道方言の「カンチェギ」が、日本名の由来である。
韓国では、七夕の星の逢瀬にひと役買う鳥として、七夕伝説では馴染み深い。
カササギが翼を広げて天の川に橋をかけ、織姫と彦星が逢うのを助けるというカササギ伝説もある。
時折、カササギはどこにいるかという問い合わせをいただくが、街中ではほとんど見かけることがない。
ただ、風に訊くしかないと思っている。
投稿者 観光連盟スタッフ : 17:08
2005年08月26日
危険な、ようかん。

爆弾のような筒状の形。
ようかんと書いてあるから、食べ物には間違いないと思うけれど、はてさて、どうやって開けたらいいのか。
1本の紐があやしい。
これを引っ張ると、びっくりおもちゃが出てきたりして。
唯一手掛かりの紐。
付け根にはフタらしきものがある。
それを取ってみると、粗目糖がいっぱいあって、どうやらその奥がようかんらしい。
らしいというのは、粗目糖に透けて小豆色が見えるから。
竹筒に入ったところてんを押し出すと中身がでてくる、あれと同じ原理。
ということで、紐のついていないほうを押すと、ようかんが現れた。
筒の淵に沿って紐をぐるっと一週まわして引っ張ると、ようかんが切れるすぐれもの。
祐徳稲荷神社の参道に店をかまえる新油屋の名物である。
投稿者 観光連盟スタッフ : 12:20
2005年08月25日
『まだ、見たことのない風景』が復活しました。
しばらく休眠していた『まだ、見たことのない風景』の動画配信が、リニューアルしました。
テレビ放送の終了とともにBGMで使用していたチェン・ミンの音楽使用ができなくなり、楽曲を変えました。
はっきりいうと、二胡の奏でる音色ほどの威力はありません。
比べてみると、ゆるやかな音色に重なるナレーションがより引き立ったように思います。
第1回目から順次、1月から12月までの四季折々の佐賀の風景を紹介しています。
1回当たりの配信時間は2分半。
是非、ご覧ください。

投稿者 観光連盟スタッフ : 09:47 | コメント (1)
2005年08月24日
サギソウを忘れていた。

もう少し早く紹介しておけば良かったと悔いている。
九州の尾瀬といわれている樫原湿原。
夏のこの時期「サギソウ」を見ることができる。
この時期といっても、先週あたりで旬は過ぎているのだが。
ラン科の多年草で、可憐な姿は鷺の飛ぶ様に似ている。
30㎝ほどのすらりとした姿は、どこかオードリー・ヘップバーンを思わせる。
投稿者 観光連盟スタッフ : 13:38
2005年08月23日
灯籠の灯りに癒されて。
武雄温泉の中心、楼門の奥にある新館の体験工房。
ここで、灯籠作りが体験できる。(℡0954-23-7622)

写真の灯籠は、高さ12cmほどで香炉として愉しめるもの。
作り方は、指導者がすでに形作っている陶土に、鉛筆で下絵用の線を入れる。
その線に従って彫刻刀のような刃物で切り取っていく。
小回りの作業が多いので難儀だ。
簡単な絵柄なのに、私は1時間以上かかった。
その後、焼いて完成されるまでに1ヶ月程度を要する。
テーマは“月見”。
灯りを燈すと瞬く間に幻想的な雰囲気に包まれる。

投稿者 観光連盟スタッフ : 13:39
2005年08月22日
観光農園でフルーツ狩り。もぎたての梨のお味は?
週末の夜、月明かりが眩しかった。
満月かな?と思いながら、夜風が心地良かったので窓を開けて眺めていた。
そのままウトウトと、気が付けば深夜2時過ぎ。
翌日は、終日頭痛に悩まされた。
扇風機をかけたまま寝ると風邪をひくというが、夜風も然り。
真夏日が続いているものの、ひところの日射しの強さはない。
県内では秋の観光農園がオープンし、フルーツ狩りのシーズンを迎えている。
伊万里市は西日本有数の品質と生産量を誇る梨の町。
「新高」は普通のナシの2~3倍の大きさになり、かじるとポタポタ滴るほどみずみずしい。
採れたての梨は、太陽の恵みの味がする。
投稿者 観光連盟スタッフ : 16:22
2005年08月19日
素朴で豪快、岸川まんじゅう。
多久市で教員をしているK先生の手土産は、いつも岸川まんじゅうである。
地元岸川地区で300年くらい前から作り続けられている、手作りの酒まんじゅう。
男性の握りこぶしほどの大きさで、ずっしりと重い。
噛むと、もちもちとした歯ごたえがあって、食べ応え充分。
中の具は高菜漬など10種類ほどがある。
「今日は、あんなしがいい」などと言って、会話や職場の雰囲気が和む。
手作りの良さは、人の手によって一つ一つに気持ちが込められるからだろう。
「今月のココイコ!」では、地域で頑張っている女性たちの愛情がいっぱいつまったお菓子を紹介している。
お出掛けには、お土産にどうぞ。
投稿者 観光連盟スタッフ : 12:17
2005年08月18日
残暑お見舞い申し上げます。
ここ何日か朝晩過ごしやすい。
朝起きて窓を開けると風が流れていく。
夏のかげりを感じる瞬間。
部屋の中の空気が一掃される。
県内の花火大会が20日で終わる。
今年の花火は車中から眺めた。
それから線香花火を6本。
長い残暑がはじまる。
夏は終わらない。

投稿者 観光連盟スタッフ : 17:46
2005年08月17日
七山村の国際イベントは、あせらない、あわてない。

今週末、七山村で国際渓流滝登りinななやまが開催される。
七つの滝と淵を越えて、観音の滝までの渓流を登る競技である。
国際というだけあって、ALTや留学生などの参加者が多い。
このイベントは、速さを競うのではなく、ゴールしたタイムが150分という時間に近いことを競う。
だから、競技中は時計をしてはいけない。
過去に私はこのことを知らなかった。
一緒に参加した中国人は、30分ぐらいで戻ってきて、本人は優勝だと確信していた。
もちろん、優勝ではなかった。
150分に近いタイムの人は表彰される。
それ以外に、到着順番に7の数字がつくと七山村の特産物がもらえる。
77番や777番など。
私たち十数名のうち、数名が7の恩恵を授かった。
両脇に抱えるほどの米や野菜などを皆で分けた。
30分の彼が、一番喜んでいた。
投稿者 観光連盟スタッフ : 16:27
2005年08月16日
匠の技、豆冨シュークリーム。
佐賀駅から歩いて約15分のところに、創作豆冨料理の店「水匠(みしょう)」がある。
この店では、豆腐を豆冨と書く。
全ての料理に豆冨の素材がはいっている。
久しぶりに行ってみると、新作の豆冨シュークリームがあるという。
豆冨懐石をいただいた後、別に注文した。
見ただけではシュークリームとはわからないほど、白い和紙でしっかりと包まれている。
手に持つと重みがあって、一瞬食べきれるだろうかと思った。
包みを開けると、粉砂糖がはらはらと落ちる。
さっくりした皮を割ると、クリームは白っぽく、ぼわっとしている。

一口目の後、豆冨の味が残り、二口三口とすすむにつれて、豆冨の味が濃くなる。
このクリームは、豆冨職人が石臼で挽いた豆乳と七山村の武藤さんが育てた自然卵で生きている。
なんだかんだと言って、あっという間に食べてしまった。
やっぱり、私は豆冨が好きだ。
投稿者 観光連盟スタッフ : 15:34
2005年08月12日
吉野ヶ里で、夏を過ごそう。

夏の吉野ヶ里歴史公園は暑い。
そこで今月6日から15日までのあいだ、早朝6時からと夜間9時まで特別開園をしている。
朝の開園の場所は西口の芝生エリアに限られるが、8時50分まで入園料・駐車料金ともに無料で、ウォーキングや犬の散歩ができる。
夜は、遺跡復元建物のライトアップが行われ、弥生の幻想的な雰囲気が楽しめる。
また、今日と明日の夜はサマーナイトシアターが予定されていて、「ONE PEACE」と「名探偵コナン」がそれぞれ上映される。
夕方4時からは全長30mのそうめん流しも行われ、地元特産の神埼そうめんが味わえるという。
朝の散歩に夕涼みに、家族でどうぞ。
投稿者 観光連盟スタッフ : 13:15
2005年08月11日
撮影日和。-後編-
昼を過ぎても食欲の無い私たちは、虹の松原の折り返し地点に来ていた。
これから浜辺を歩く。
家族連れや学生らしき人々が海水浴を楽しんでいるのを横目に、歩き出した。
しばらくすると、田中教授がポイントだと案内する場所に着いた。

海の方を向いて、右手に見える神集島(かしわじま)と左手に見える高島がちょうど重なって見える。
神宮皇后が朝鮮に出兵した折に神々を集めて海上安全を祈った神集島と、宝くじにご利益があると当選祈願に人々が訪れる宝当島が出会う縁起が良い場所だと言う。
この日2回目の縁起もの。
まぶしすぎる太陽に感謝して、拝んだ。
その日の夕暮れ、ライトアップされた唐津城の写真を撮るために舞鶴橋へ出掛けた。
芝生のある敷地のベンチに腰をおろすと、ゆるやかな風が私を通り抜けていった。

投稿者 観光連盟スタッフ : 17:30
2005年08月10日
撮影日和。-前編-
7月の炎天下の中、私たちは虹の松原を歩いていた。
秋に発行する雑誌の取材のためであった。
全長5kmの半分までを松原の中を歩き、折り返して浜辺を歩いて戻る。
案内は、“虹の松原七不思議の会”の代表である田中教授にお願いしていた。
この時期にしては珍しく空がくすんでいないので、撮影日和だと言う。

最初にあったのは「連理の松」だった。
2本の松の幹がつながっているその間をカップルでくぐるといいよと、田中教授は言う。

1時間ほど歩くと、「体が斜になる小道」に着いた。
この小道をすすんでいくと、目の錯覚をおこす。
時間は正午近い。
暑さのせいだろう、私たちは妙にハイになって駆け出した。
後方から田中教授が、頭が木にぶつかるから気を付けてと言う。
カメラマンは、私に歩いている後姿の写真を1枚撮るからと言う。
秋晴れの心地良さを反芻しながら、道中の小さな花に涼を求めた。

投稿者 観光連盟スタッフ : 10:27
2005年08月09日
太陽がいっぱい、みんなで遊ぶアウトドア。
もうすぐお盆です。
久しぶりに家族が集まったら、さぁ、どこ行こう。
海はそろそろクラゲが出始めるころ。
山登りをするには、まだまだ暑い。
そこで、三瀬ルベール牧場どんぐり村はどうだろう。
ヤフードーム21個分の広大な敷地には、うさぎやポニーなどの動物広場、アスレチック、水遊び場などがあり、遊び放題。
地元特産の三瀬鶏やジャージー牛乳のアイスクリームなどの食も楽しめる。
うさぎ・・・といえば、私は小学生のときうさぎの口元を撫でていて、人差し指をかじられたことがあった。
うさぎは餌と間違えたのだろう。
ちびっ子たち、くれぐれも注意して遊んであげてね。
投稿者 観光連盟スタッフ : 14:03
2005年08月08日
有明海の人気者、ムツゴロウの世界観。

「僕らは有明海に住んでいた。
いつものように潮が引いたので、餌を探しに巣穴を出た。
僕らは気温13℃を超えないと巣穴を出られない。
だから冬場は餌を食べずに巣穴で過ごす。
餌は珪藻(けいそう)という藻の一種。
それを泥と一緒に食べて、口の中で分ける。
分けられた海水には栄養が多く含まれているので、珪藻がよく育つように自分のなわばりにまく。
だから、僕らは自分の巣穴から半径1m程度のなわばりから外には出ない。
自分のなわばりの管理は自分でやる。
でも、一度遠出をしてみたかった。
先月末に産卵を終えたばかり。
やれやれと、一息ついていたところに、僕らはむつかけ名人のKじいさんに捕まってしまった。
今、僕らを食べようとしている人は、東京から来た人らしい。
付き添っている人が、僕らのことを紹介している。
見た目はグロテスクだけど、意外においしいですよとか。
でもこの人本当は僕らのことは好きではないらしい。
だって自分の分は注文していないから。
仲間が食べられないのを喜んでいいのか、僕らの味がイマイチと思われているのを悲しむべきなのか。
まぁ、どっちでもいいか。
東京の人、帰っても僕らのことを忘れないでね。」
投稿者 観光連盟スタッフ : 14:24
2005年08月05日
豆腐の食べ方いろいろ。
あまり知られていないけれど、佐賀県は大豆生産量が北海道に次いで全国2位。
県内には大豆の加工食品が多い。
先月、日本経済新聞プラス1でおすすめの豆腐№1に川島豆腐店の『ざる豆腐』が選ばれた。
唐津市内、唐津駅近くのアーケード内に川島豆腐店はある。
とうふと書かれた大きな青い暖簾が目印。
店内で食事ができるのは、朝と昼の1日2回で完全予約制となっている。
川島のざる豆腐は、水にさらさない。
最初に出されるざる豆腐と豆乳は川島を代表するものだが、私のお気に入りはざる豆腐の揚げ豆腐。
お取り寄せをしたり、地元旅館や東京都内にある「赤坂うまや」でも川島のざる豆腐は口にすることはできるが、この揚げ豆腐は絶対に無理と、私は思う。
揚げたての豆腐は、外はカリカリ中はふわふわ。
「おかわりはいかがですか?」との声に思わず、何個でもと言いそうになるほどの美味しさ。

投稿者 観光連盟スタッフ : 10:15
2005年08月04日
夏まつりに、暑中見舞い申し上げます。
夏らしい暑さが戻った。
こういうのを季語で何というのだろう。
盛夏、極暑、酷暑、炎暑、灼く・・・。
今日の佐賀県の予報は最高気温37℃。
暑さに負けずにがんばりましょ。
佐賀市では、6日と7日に「佐賀城下栄の国まつり」が開催される。
今年で34回目となる市民総参加のまつり。
私は4~5年前に佐賀県在住の外国人と一緒に参加したことがある。
彼らは、はっぴとうちわとねじり鉢巻をとても喜んだ。
外国人が日本を感じる感覚は、日本人がそれを感じるのと似ている。
全国的にも夏まつりの季節。
まつりという非日常の中に、あなたは日本の何を感じますか。
投稿者 観光連盟スタッフ : 10:20
2005年08月03日
水のある風景。ハンギーって何?
今度の週末、千代田町で「堀デーちよだ」が開催される。
ハンギーと呼ばれる木製のたらいにのって競漕する水辺遊びの一種。
ハンギーという言葉は、たらいの半切りがなまったもの。
実際秋に行われる菱の実採りを撮った写真を紹介しているが、ハンギーの大きさがわかるだろうか。
大人1人がちょうど入るくらいのハンギーは、なんとも頼りない。
かろうじて浮いているようだが、これで競漕するのだという。
ひっくり返ることもあるのだろう。
人間、何事もバランス感覚は必要。
地元では菱の実を茹でて食べる。
栗の実に似てホクホクするらしいが、私はまだ口にしたことがない。
一度は味わってみたい佐賀の食である。

投稿者 観光連盟スタッフ : 14:52
2005年08月02日
時代を刻む、小さなおもちゃたち。
私が考えるお菓子の四天王は、グリコ、森永、明治、カルビー。
うち、グリコと森永の創立者は佐賀出身である。
キャラメルの発売に関しては森永が先発で、グリコは13年遅れている。
後発のグリコは、グリコーゲンの栄養価値を利用し“栄養菓子”としてキャラメルを売り出した。
グリコの名前の由来である。
背景には、グリコーゲンのエキスがチフスにかかった創立者江崎氏の長男を助けたという話がある。
現在、佐賀市歴史民俗館では、「江崎利一とグリコのおもちゃ展」を今月28日まで開催中。
グリコのオマケとして世に出たおもちゃは50億個ともいわれているが、今回の企画展では850点を展示。
このおもちゃたちは、いつまでもゆっくりとした時間の流れを生きている。
投稿者 観光連盟スタッフ : 11:48
2005年08月01日
重要文化財と郵便ポストの、意外な関係。
武雄市でお宝を見つけました。
国道34号線沿いにある、武雄郵便局にミニチュアの楼門をのせたポスト。
地元では「武雄の楼門ポスト」といって親しまれています。
平成4年10月5日に、開局120周年と局舎新築を記念して設置されたもの。
全国的にもこんな風に加装したポストは珍しいそう。
実物の楼門は、赤レンガ造りの東京駅を設計した辰野金吾博士(唐津市出身)による由緒ある建物。
クギを1本も使わずに建てられています。
今年7月22日に国の重要文化財の指定を受けたことを記念して、現在武雄楼門新館の足湯が無料で体験できます。
8月15日(月)までの期間限定。
一度、立ち寄ってみてください。

投稿者 観光連盟スタッフ : 11:38