今月のココイコ!
10月、行楽のシーズンがやって来ました。1年で一番過ごしやすい時期である秋。ゆっくりと風景を味わいながら散策するにはもってこいの季節!
平成16年12月に、かねてから社団法人・日本ウォーキング協会が全国に一般公募していた『美しい日本の歩きたくなるみち』に全国2427件の応募があり、500件が選ばれ、そのうち佐賀県も10件が選ばれました。“美しいみち”の選考はまず書類審査を行い、最終的に日本ウォーキング協会の会員のうち、381名のつわもの評価診断員が全国に散らばり、実際630コースを歩いたとのこと。そして半年間かけて決まったのが、この500選です。
“美しいみち”のタイトルを見ただけで、想像力をかきたてられるぐらい魅力たっぷりのみちばかり。日本にそんな“美しいみち”が、こんなに身近な場所に残っていたの?とちょっと驚きです。
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歩くことに意義があるんです!
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『美しい日本の歩きたくなるみち500選』は“車優先から人優先へ”をコンセプトに国土交通省等の後援のもと、たちあげた事業で、観光立国や地域振興に役立てたいというねらいから、多くのウォーカーが自らの足で評価し、民間でとりまとめるという珍しい選定方式をとりました。実際、コースの公募は自治体等の団体を外し、個人に限って募集しました。自分が住む町の美しさを知らせたい、という熱い思いがギュッと詰まった500のみちですね。今年の11月には500選のコースをとりあげた1冊の本が(社)ウォーキング協会(03-3295-1002)から出版されます。
観光スポットはたくさんあるけれど、ドライブ用だったり、スポットだけで独立していたり…。つながっていく“みち”の魅力は何でしょう?それはきっと、歩かなくてはわからない!同じみちをクルマで通っても違うはず…。健康にもバッチリ、発見もたくさん、そしてなんといってもタダ!お金のいらない楽しいレジャー“ウォーキング”。今年の秋は歩く旅に挑戦してみませんか?
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唐津城下&虹の松原を歩く小さな旅
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祝!「観光まちづくり奨励賞」受賞
“唐津城下と虹の松原を訪ねるみち”
大手旅行会社・近畿日本ツーリストが観光に関する優れたまちづくりの企画に贈った“地域ブランディング大賞”で、500選のみちのうち、5つのみちが賞を受賞し、唐津市が奨励賞を受賞しました。
この賞は体験型プログラムの開発や、地産地消の取り組み等、官民あげた取り組みを考慮し、将来のまちづくりに期待がもてるということで、評価されたものです。
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「唐津城下と虹の松原を訪ねるみち」
総所要時間:約3時間20分 総距離:約10km

【1】唐津城
唐津のシンボル・唐津城。西には西の浜の松原、東には虹の松原が望めます。天守閣を中心に2つの東西松原を鶴の両翼に見立て、その美しさから別名「舞鶴城」とも呼ばれています。城内は藩政時代の資料が展示(入場料400円)されており、天守閣からの眺めは絶景…。天守閣まではエレベーター(片道100円)がおすすめ。
  
唐津城と駐車場の間には地下道が。14台の曳山が陶器のタイルに描かれ、ちょっとした“ギャラリー地下道”になっています。 |
 【2】石垣の散歩道
西の浜沿いに歩むと、石垣の散歩道が見えてきます。現在では、石垣の南側は高校のグラウンドになっていますが、藩政時代は二の丸で、高い石垣からお殿様を守っていました。
 【3】(1)曳山展示場
「エイサ!エイサ!」の豪快なかけ声と共に、14台の曳山が市内をめぐる「唐津くんち」。毎年11月2日〜4日は唐津っ子の血が騒ぎます。ここでは巨大な14台の曳山の展示を実際見ることができ、館内のビデオではその勇壮な祭の様子が観て楽しめます。入館料300円。
【3】(2)唐津神社
唐津のほぼ中央、旧唐津城内の三の丸に位置し、天平勝宝7年(755年)に勅をえて、創建されたと伝えられています。「唐津くんち」は唐津神社の秋季例大祭。
 【4】近松寺と寺町通り
江戸時代の人気浄瑠璃作家・近松門左衛門が幼少の頃、遊んだという「近松寺」。寺内には松尾芭蕉の句碑があります。

街中には観光案内がところどころにあるので、ウオーカーにはうれしい配慮。 |
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【5】(1)JR唐津駅
曳山像がどんとお出迎え。
 【5】(2)ふるさと会館 アルピノ
1階は土産品と観光情報コーナー、2階は唐津焼総合展示場、3階は玄界灘の海の幸が楽しめるレストランという、唐津の情報発信基地。
 
唐津駅のちょっとした名物の屋台群。シャッターが各曳山の絵柄になっていて、もちろん14店。夜は見ることができません。
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【6】中里太郎右衛門陶房とお茶わん窯通り
かつて唐津藩の御用窯で、現在でも唐津を代表する窯元。第12代太郎右衛門氏は古唐津を復興させ、人間国宝。現代は14代目が務め、陶房内は見学可能です。まるで、時が止まったような空間で器に触れるひと時を過ごすことができます。
  

数件の窯元や展示場が並ぶ、「お茶わん窯通り」の路面に敷かれたタイルは、なんと唐津焼! |
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魚屋町 |

大石町の町並み |
【7】魚屋町、大石町の町並み
唐津くんちでは曳山が巡行する古い街並みが続きます。
【8】特別名勝 虹の松原
日本三大松原のひとつ、全長5キロ、約100万本もの黒松からなる「虹の松原」。散策道の入口は「唐津シーサイドホテル」の看板のすぐ横にあります。わかりにくいので、ホテルの人に聞いてみましょう。そこから松のトンネルが続きます。
  
 
松原は海岸沿いにずっと続いています。途中、県内外で人気の「からつバーガー」を味わってみませんか?中はふんわり、外はカリカリとしたパンとソースの素朴な味が好評です。
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「唐津城下と虹の松原を訪ねるみち」
観光まちづくり奨励賞受賞記念ウオーク開催!
日時:2005年11月19日(土)
募集人数:300名
参加費:100円(保険代込み…予定)
集合場所:唐津駅
申込締切:10月31日(月)※当日受付可
主催:地域ブランディング大賞「観光街づくり奨励賞」受賞記念ウォーキング実行委員会(事務局…唐津市役所内観光課内)
申込方法:ハガキ、FAX、eメールにて住所、氏名、年齢、電話番号を記入して、主催の実行委員会に申し込んでください。
あて先:〒847-8511佐賀県唐津市西城内1番1号
TEL:0955-72-9127
FAX:0955-72-9182
E-mail:kankou@city.karatsu.lg.jp

海を越えれば朝鮮、中国大陸…と唐津は土地柄深い歴史を持つ場所でもあります。古くは奈良の時代から。万葉の悲恋物語「佐用姫伝説」は有名で、歌人たちに詩歌によまれたり、物語に描かれたりされてきました。一体どんな伝説だったのでしょう…?
それは6世紀の話。573年、日本の朝鮮浸入に際しての援軍に、狭手彦(さでひこ)という青年がいました。軍と船を整えるため、松浦の地にしばらく留まった狭手彦は、その土地
(篠原村・厳木町笹原)の長者の娘・佐用姫(さよひめ)と恋仲になり、将来を誓い合いました。
しかし、幸せな日々は長く続かず狭手彦は出征の時を迎えます。別れを惜しむ佐用姫は、鏡山に登り、彼の軍船に領巾を振り続けました。このことから鏡山は別名「領令振山」と呼ばれています。夫を慕う余り、彼女は松浦川へ飛び込み、呼子の浦まで船を追いかけました。しかし、大海原には軍船の姿は見えず、佐用姫は七日七晩泣き明かし、とうとう石と化してしまった…。一途な愛が永遠の象徴として石となった佐用姫伝説。こんなうたが残っています。
海原の沖行く船を帰れとか
領巾振らしけむ松浦佐用姫
(万葉集)

“松に腰かけて松を観る”とは、旅と酒をこよなく愛した漂泊俳人、種田山頭火の昭和7年の句。
約400年前、初代唐津藩主・寺沢志摩守広高が防風・防潮のため、海岸線の砂丘に黒松を植林したのが「虹の松原」の始まり。この松原には七不思議があります。
- 「松原の真ん中に真水」
海が近いので、どこを掘っても海水なのに“二軒茶屋”の井戸だけは真水!
- 「100万本ぜんぶ黒松」
虹の松原にある約100万本の松は、すべて黒松。黒松は潮風に強いといわれています。
- 「根上がりの松が並ぶ」
松浦川河口付近に、根が地表に現れている松が10本ほどあります。川の氾濫等で砂が流れ、現れたといわれています。
- 「秀吉にらみの松」
朝鮮出兵の折り、豊臣秀吉が松原で休息中、背が高い松をジャマに思い「低くなれ」とにらんだところ、その松は成長が止まったとか。
- 「松原ではセミは鳴かない」
松原でうるさく鳴くセミに、秀吉が「うるさい!」と怒鳴ると、松原ではセミの声が途絶えたそうです。
- 「松原には蛇はいない」
唐津市浜玉町・浜崎地区の諏訪神社に祭られている諏訪姫の願により、昔から松原には毒蛇がいないといわれています。
- 「槍掛けの松がある」
昔からいくさが絶えなかった地区だからでしょうか、槍が立てかけるほどに枝を広げていた松があり、現在は二代目があります。
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Let's ウォーキング! あなたの町の美しいみち
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唐津以外にも、500選には佐賀県から9カ所選ばれました。各市町村観光課の方にみちの魅力をインタビュー!
■近年の交通遍歴、佐賀城址・長崎街道(佐賀市)
佐賀城本丸歴史館を中心に、歴史民俗館などが並ぶ長崎街道で歴史のロマンを楽しめます。佐賀市諸富町の昇開橋、春は桜並木が美しい徐福のサイクリングロードまで足を伸ばすこともできます。

●佐賀市 観光・文化課 TEL:0952-40-7110 |
■いで湯と陶芸の武雄・自然と歴史のみち(武雄市)
樹齢三千年を超える三本の大木が、圧倒的な存在感と生命力で、私たちに生きる力と勇気を与えてくれます。また唐津焼のルーツといわれる約400年前の古窯跡をめぐり、数々の歴史上の偉人が利用したといわれる、1300年の歴史ある名湯で心と体を癒してください。

● 武雄市 商工観光課 TEL:0954-23-9325 |
■歴史公園「丹邱の里」へのみち(多久市)
多久聖廟をメインとしたみち。昔、仙人が住むと言われたことから「丹邱(たんきゅう)の里」といわれた町の神秘的な風情を楽しめます。多久聖廟周辺には田園風景が広がり、自然を楽しみながら散策できます。

多久市 産業振興課 TEL:0952-75-2117 |
■有田陶磁器の里を訪ねるみち(有田町)
有田といえば、焼き物の町。伝統的建造群保存築の街並みは、陶器市などでもにぎわうメインストリートですが、そこから一歩路地を入ったところにある通称“裏通り”散策もおすすめです。
今年は初の「秋の有田陶器市」が11月23日(祝)から27日(日)まで開催されます。春の陶器市とは違って、紅葉の中、しっとりとした雰囲気の街歩きを楽しんでいただけるようなイベント等が予定されています。 |

有田・町並み散策
▲クリックすると拡大します |

有田町 商工観光課 TEL:0955-43-5068 |
■黒髪山乳待坊ロマンのみち(山内町)
夫婦岩となって高くそびえる黒髪山のいわれは約800年前の悲恋の物語から。県立自然公園に指定された、珍しい植物の宝庫でもある黒髪山。山をあおぐ乳待坊(ちまちぼう)公園ふもとの道には遊歩道が広がり、これからの紅葉の季節は必見です。

山内町 産業課 TEL:0954-45-2511 |
■秘窯の里・伊万里を巡るみち(伊万里市)
伊万里は町全体が情緒にあふれ、絵になるところ。かつて佐賀・鍋島藩御用窯だった大川内山は秘密が外に漏れない体制をとっていたため、秘窯(ひよう)の里と言われていて、全国から焼き物ファンが訪れています。

伊万里市 商工観光課 TEL:0955-23-2111(代) |
■肥前浜の酒造場を巡るみち(鹿島市)
有明海に面し、古く室町時代から船着場として使われ、宿場が多かったのが肥前浜町。今でも白壁土蔵の町並みが残り、昔の「継場(つぎば)」を復元した建物もあります。どこか懐かしさを感じる町です。

鹿島市 商工観光課 TEL:0954-63-3412 |
■水と緑の仁比山・吉野ヶ里を巡るみち(神埼町)

神埼町 商工観光課 TEL:0952-52-1111(代) |
■5万本のつつじ寺・大興善寺へのみち(基山町)
大興善寺の周辺の県道沿いの歩道は、田園が広がりとても美しく、自然と一体となって歩くことができます。5月のつつじの見ごろは素晴らしく、つつじ寺と言われているほどです。11月中旬からの紅葉もすばらしいものです。

基山町 経済課 TEL:0942-92-7945 |
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