今月のココイコ!
佐賀県南部に広がる“宝の海”有明海は、見て良し、食べて良し、遊んで良し!広大なグレー色の干潟に、魅力がたっぷり詰まっているのです。今回は有明海を知るための6つのキーワードを用意。その魅力を満喫しましょう!
宝の海「有明海」とは…?
有明海は、佐賀・長崎・福岡・熊本の4県に囲まれた面積1700平方kmの内海。最大6mに達する干満の水位差は日本一。干潮時は沖合5〜7kmまで広大な干潟が現れます。潮の満ち引きによって、河川の栄養分をたっぷり取りこむため、有明海底は恵みあふれる豊かな土壌です。海苔生産は日本一を誇り、日本ではここだけにムツゴロウやワラスボなど珍しい動植物が生息。また、それらの魚介類をエサとするシギやチドリなどの渡り鳥の渡来地にもなっています。 |
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ムツゴロウに大変身!
気分ワクワク「干潟体験」
◆干潟体験が始まるまで
夏の海遊びといえば海水浴ですが、有明海の泥干潟だったら、いつもと違う体験ができそう!佐賀の有明海エリアでは、今「干潟体験」が全国的に人気です。
キッカケは1985年に始まった干潟の運動会「鹿島ガタリンピック」。鹿島市の団体がまちおこしのために始めたガタリンピックが全国的に話題になり、「干潟で遊んでみたい!」というリクエストが殺到。そこで、道の駅
鹿島で1991年から「干潟体験」事業がスタートしました。
泥まみれになって遊びながら、干潟や珍しい生物について学べるとあって、個人・家族旅行だけでなく、関西・中国地区を中心に修学旅行コースとしても大人気に。体験者数は年々増え、平成16年度は1万5941人(うち修学旅行生1万3446人)が訪れたそうです。
◆海は生きている
干潟の泥は粒子が細かく、生クリームのようになめらかで、体をやさしく受け止めてくれるのだとか。生物が作る穴が酸素を通すため、泥の臭みもないそうです。
「最初は泥に入るのがイヤだったけれど、ガタスキーや綱引きをしているうちにとても楽しくなった!」「 いつもは泥んこになると怒られるけれど、今日は思い切り遊んだ。貴重な体験をありがとう!」など、子どもたちの感激の声が続々上がっています。
近年、有明海の環境再生への取り組みが進む中、「干潟体験」は自然の大切さを体で実感できる一番の方法かもしれません。生きている海のぬくもりを、ぜひ体験してくださいね。
〜干潟体験スポット〜
■道の駅 鹿島(七浦海浜スポーツ公園)
「道の駅 鹿島」の中の「干潟体験ゾーン」では、ミニ・ガタリンピックなどが楽しめます(4月中旬〜10月下旬)。有明海の生物や潮のしくみなどを楽しくレクチャーする「干潟環境教室」も実施中です。

●体験コース一人600円、記念品があります。(レッスン料・用具レンタル・温水シャワー使用料込)
問合せ・申込み TEL0954-63-1768(七浦地区振興会干潟体験事業部)
9時〜17時(休館日なし・平日の干潟体験は予約した方がベター)
※干潟体験ができるのは干潮前後の数時間。干潮時刻を確認してからお出かけを
ホームページ
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「多くの皆さんに来ていただき、有明海を盛り立てていきたい」
と講師の中村安弘さん |
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■海遊ふれあいパーク・干潟体験場(小城市)
芦刈海岸の約4kmに広がる「ムツゴロウ・シオマネキ保護区」一帯が、「海遊ふれあいパーク」として整備されています。保護区では自然のままのムツゴロウやシオマネキ(カニ)を間近に観察でき、「干潟体験場」では予約をすれば自由に遊んでOK!ムツゴロウの生態などを展示する「県有明水産振興センター」、「ムツゴロウ公園」、物産販売所の「ピョンタ」も。

●干潟体験 一人1回300円(温水シャワー利用料)、
水タビ・潟スキーレンタル 無料 ※事前に申込みを
問合せ・申込み 物産販売所ピョンタ TEL0952-66-0460
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■白浜海水浴場(太良町)
佐賀県の有明海では唯一の砂浜の人工海水浴場。潮の満ち引きで泳げない時間帯があるなど、有明海の干満差を体感できます。

問合せ 太良町企画商工課 TEL0954-67-0312
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■シチメンソウ自生地(東与賀町)
有明海沿岸で群生するシチメンソウ。「海の紅葉」といわれ、晩秋の有明海を真っ赤に染め上げます。「干潟よか公園」から良く観察できますよ。

問合せ 東与賀町産業振興課 TEL0952-45-1021
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〜干潟体験イベント〜
■ガタリンピック(鹿島市)
毎年5月下旬頃に開催される干潟の上のオリンピック。伝統漁具を使ってのガタスキー競争をはじめ、奇想天外な競技がたくさん!見学は自由。競技への出場は、事前の申し込みが必要です。
また、子どもたちのための「ふれあいガタリンピック」は毎年8月に開催。今年は8月2日に開催予定です。

問合せ 鹿島市商工観光課 TEL0954-63-3412
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■ムツゴロウ王国夏まつり(小城市)
芦刈の夏の風物詩。郷土芸能である太鼓浮立が披露され、花火が夏の夜空を彩ります。
今年は7月24日(雨天時は25日)、ムツゴロウ公園(芦刈海岸周辺)にて開催。

問合せ 事務局(ムツゴロウ王国フォーラム)0952-66-0651
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もうクセになりそう!
有明名物料理「前海もん」
有明海は日本有数の珍味の宝庫。地元では「前海もん」と呼ばれる魚介類は、個性的な姿・形ですが、食べてみるとクセになりそうな美味。
名物ムツゴロウはハゼ科の魚。蒲焼や刺身がおすすめです。舌ビラメの一種であるクチゾコは煮付けやバター焼。また一見グロテスクなワラスボは、味噌汁がおいしい。タイラギやウミタケ、アゲマキなどの貝類もおすすめ。直売所などで、とれたての魚介類や加工品、お菓子を販売しているので、お土産用にぜひチェックしてね!
〜代表格〜
●竹崎カニ
ワタリガニの一種で、たら竹崎温泉街の名物。シンプルな塩茹でで豪快に食べるのが定番。そのほか、刺身やから揚げ、カニ飯、カニ雑炊、甲羅酒と楽しみ方は盛りだくさん!1年中楽しめますよ。
●ムツゴロウの甘露煮
前海もんの代表メニュー。とれたてのムツゴロウをそのまま素焼きにし、甘辛く煮付けたもの。ほろ苦い蒲焼の風味と淡白な白身のハーモニーが絶妙!ムツゴロウ収穫期である夏期限定。(道の駅
鹿島/レストランむつごろう 0954-63-1723)
●サザレのかきあげ
サザレとは白エビのこと。シンプルに煮てもいいのですが、おすすめは天ぷら。さっくり揚げ立ては香りが良く、サクサクっとした歯ざわりもグッド。季節を問わず人気のメニューです。(道の駅
鹿島/レストランむつごろう)
〜人気加工品〜
●海苔
風味・色つや・生産量ともに全国トップレベルの海苔。有明海沿岸の物産所では、そのエリアごとにご自慢の海苔を販売中。中には海苔生産者の顔や名前も明示し、安全安心の人気ブランドになっています。
●がに漬
道の駅 鹿島で一番人気のがに漬は、シオマネキ(カニ)の塩漬けのこと。食べやすい「すりつぶし」と、ザクザクと歯ごたえが絶妙な「あらつぶし」の2種類。酒の肴やご飯の友におすすめ。(道の駅
鹿島/干潟物産館0954-63-4621)
●大人のシューマイ
有明海の貝を食い荒らすナルトビエイを材料に使ったオリジナルシューマイ。海の再生に一役買うだけでなく、コラーゲンを含んで美容にも良いと、各メディアで評判に。7月末発売予定。(オフィス・タカハシ食品事業部0952-53-8234)
〜珍品スイーツ〜
●干潟あそび
地元の菓子店・中村屋によるアイデアお菓子。ムツゴロウの蒲焼を丸ごとつぶして、カレーとグラニュー糖で味付け。隠し味はなんと唐辛子!大人もおいしい、ピリ辛さくさくパイです。(道の駅
鹿島/干潟物産館)
●むつごろう焼
小城市の菓子店のオリジナル饅頭。ムツゴロウをかたどったユニークな形で、表情がかわいい!中にはきめ細かなこしあんがたっぷり詰まっています。お土産にしたら人気者になりそう。(原田菓子舗0952-66-1676)
●海苔いちごジャム
芦刈漁協女性部が色落ちした海苔を利用し、町産イチゴとミックスして作ったオリジナルジャム。色落ちとはいえ海苔のミネラルそのままで栄養満点!防腐剤なども不使用のヘルシーな逸品。(物産販売所ピョンタ0952-66-0460)
〜今一番の注目スポット!〜
●カキ焼き街道
有明海の冬の新名物!鹿島市・太良町の国道207号線沿いを中心に、とれたての牡蠣を炭火で豪快に焼いて味わえる牡蠣焼き小屋が続々出現。しかも驚くほどお得な地元価格で、おなかいっぱいに!旬は10月中旬〜3月下旬(道の駅 鹿島 0954-63-1768、太良町企画商工課 TEL0954-67-0312)
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と(獲)っても楽しい有明海
「観光遊覧船」
有明海沿岸の各エリアでは春から夏・秋にかけて、クルージングや網魚、潮干狩り、漁業体験などができる観光遊覧船が出ています。たとえば、芦刈町なら、あんこう・こうもり網魚やタコ釣り、太良町なら大粒のアサリ狩りやイカゴ(イカの子)すくいなども楽しめます。シーズンや時間制限などがあるので、詳しくは各漁協におたずねください。

●問合せ
芦刈漁協ムツゴロウ遊漁船クラブ TEL 0952-66-1225
白石町役場水産林務課 TEL0954-65-3111(新有明海漁港・遊漁船乗り場)
川副町観光協会 TEL0952-45-8914 ※遊漁船の紹介を行っていますが、個別に連絡をとっていただくことになります。
太良町企画商工課 TEL0954-67-0312 |
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有明海で癒しのバスタイム!?
「たら竹崎温泉」

写真協力:海上館 |
有明海の湾岸ロード国道207号線を通って、佐賀の最西南端のまち・太良へ。ここの名物は竹崎カニと温泉。多良岳のふもとの海辺に湧く温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉で神経痛や皮膚炎などに効果があるとか。11もの温泉宿では、有明海を望む展望風呂を設けているところもあり、温泉につかって体が海に溶けていくような感覚が楽しめますよ。

●問合せ 太良町企画商工課 TEL0954-67-0312 |
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気分もとびます!
「有明佐賀空港」
空路で佐賀を訪れた人は、飛行機の窓から見た有明海と佐賀平野の美しい眺めが忘れられなくなる!と評判です。このすばらしい瞬間を体験したいなら、ぜひ「有明佐賀空港」を利用してみて。
〜注目トピック!BEST6〜
1・増便決定
平成17年10月から佐賀−東京路線が1日3往復に増便!
佐賀-大阪も1日2往復就航中です
2・有明佐賀空港1000円レンタカーキャンペーン!実施中
事前に予約すれば、最初の24時間はレンタカーの利用料金がわずか1000円(税込)!(8月12日〜15日除く)
3・空港乗合タクシー
空港と嬉野を結ぶ9人乗りタクシーが大人片道1500円。約1時間のドライブであっという間に嬉野温泉です!(要予約)
4・アクセスが超便利!
佐賀市中心部まで車でわずか15分程度。700台の無料駐車場も完備。長期出張や荷物の多い観光時も安心
5・ターミナルも魅力!
観光情報ステーション、有明海を眺めながらの食事できるレストラン、佐賀の特産品満載のショッピングゾーンもありますよ

6・遊び場にも使える!
屋上には飛行機の離着陸が目の前で見られる展望デッキが。家族で楽しめる空港公園も隣接しています

●問合せ 佐賀県交通政策部空港・交通課 TEL0952-25-7182
佐賀ターミナルビル(株) TEL0952-46-0100
ホームページ |
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海と科学が生んだ愛の結晶!?
筑後川昇開橋
有明海に注ぐ九州一の大河・筑後(ちくご)川に架かる橋。最大6mという有明海の干満の差にも配慮した結果、世界有数の昇降式可動鉄橋が完成しました。全長506m。高さ30mの鉄塔にはさまれた中央部が23mの高さまで上昇し、その下を大型船が自在に航行できるようになっています。
昭和10(1935)年に鉄道橋として誕生し、現在は遊歩道として活躍中。1日8回(9〜16時)、昇降部が降り諸富町と対岸の福岡県大川市を結びます。昼間は散歩、夜はライトアップを楽しんで。夕焼け時の美しいシルエットも見逃せませんよ。

●休業日 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合、翌日休業)、12月29日〜1月3日
●問合せ 諸富町商工観光班 TEL0952-47-2131 |
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