今月のココイコ!
佐賀平野があたり一面緑に染まり、まぶしく輝く初夏・5月。佐賀は全国有数の“米どころ”。そして、豊かな風土が生み出す農産物の数々…。“スローフード大国”といわれる佐賀の魅力スポットを、訪ねてみました。
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| スローフード発信地・だいちの家 |
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江北町は北に御嶽山、南に有明海へ注ぐ六角川をのぞんだ、自然に囲まれた町。長崎街道として栄えた宿など、歴史スポットも残る。
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北に玄海灘、南に有明海、中央にそびえる脊振山系に、広がる佐賀平野…と、佐賀はその恵まれた地から、有数の農産物・特産物を生み出しています。飽食の時代といわれ、食の意味が根本から揺らぐ現代では、“スローフード”という言葉が広まりつつあります。
佐賀県のほぼ中央に位置する、「江北町」は“スローフードの町”としても有名。昭和60年代から有機・無農薬農法を始めた、先駆け的な町でもあります。江北町を知らしめたのは、農産物直売所「だいちの家」。JR長崎・佐世保線の始発駅、肥前山口駅から、徒歩ですぐの場所にあり、スローフードの発信地ともなっています。
「だいちの家」では、2002年、日本人で初めての「スローフードアワード」を受賞した、古代米生産者・武富勝彦さんの手がけた、有機・無農薬の古代米、野菜らが並び、休日ともなると、県内外からファンが訪れます。

ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手が、「体にいい」と試合後におにぎりにして食べている!という「古代七穀米」

古代七穀米を練りこんだパン。原料は純粋佐賀県産麦ニシノカオリ100%、富士町の天然水を使用するなど、地元産にこだわっている
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■スローフードとは?
1986年、伝統的な食文化を守り、食そのものを見つめ直そう、とイタリア北部の小さな町で生まれた運動。マクドナルドのイタリア第1号店がローマに進出するのをきっかけに、ファーストフードと対する意味で、スローフードという言葉が誕生。「スローフード協会」はイタリアに本部があり、世界に約700支部、会員数約8万人を持つ、食文化に関する最大NPO団体(非営利団体)。「スローフードアワード」は、毎年1回食文化に貢献する人に与えられる、スローフード界の“ノーベル賞”。
■体においしいものをより、おいしく
「スローフードは、ファストフードの対極にあるものではないんですよ。“体によいものを、よりおいしく”ということを実現したものだと思います」と、だいちの家店長の諸石丞士さん。“食は命”をモットーに、本業の農家のほか、全国講演に駆け回る武富さんの考えに感動して、だいちの家に入られたそう。「本当の食の素晴らしさを、武富さんの息がかかった店でずっと伝えていきたいですね」。
直売所に隣接された、古い民家をイメージしたレストラン「だいちの庵」では、実際に古代米を使ったメニュー「だいち膳定食」(700円)などが楽しめます。古代米は栄養価が高く、糠(ぬか)の部分にミネラル、ビタミン、食物繊維が多く含まれています。モチモチと弾力がある食感が特徴です。
農産物直売所 ゆうきの里 江北町 だいちの家

場所:杵島郡江北町大字山口1334番地(JR肥前山口駅 南口すぐ)
電話:0952-86-5505
営業時間:9:00〜18:00(お盆・年末年始休み)
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| 稲作の原点は佐賀にあり |
食の基本である米。佐賀には、日本最古の稲作跡である唐津市の「菜畑遺跡」、弥生時代の大規模稲作が行われた「吉野ヶ里遺跡」が発見されており、日本の稲作の原点は佐賀にあり、といわれています。
「菜畑遺跡(唐津末廬館)」
唐津市

JR唐津駅から西へ2kmにある国史跡。約2500〜2600年前の縄文時代晩期に、稲作を行なったという、日本最古の稲作跡です。唐津末廬館は、遺跡に建てられた高床式倉庫をイメージした施設で、菜畑遺跡出土の炭化米、石包丁、木製のクワなどが展示されています。
●唐津市役所/末廬館 0955-73-3673 |
「吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)」
神埼町、三田川町、東脊振村

国の特別史跡であり、日本で2番目の国営歴史公園。日本最大級の弥生時代の環壕集落跡、墳丘墓などが発見され、広大な公園敷地内には、竪穴式住居や物見櫓など、約2000年前の弥生時代を復元。弥生人の生活や文化を体験しながら、学べるようになっています。
●吉野ヶ里公園管理センター 0952-55-9333 |
米どころ佐賀は、酒どころ
焼酎ブームで沸く九州ですが、佐賀は全国でも有数の“酒どころ”。その理由は…おいしい米と、清らかな水。そしてもうひとつ。歴史にありました。
鎌倉時代は「肥前酒」として幕府に献上した歴史を持つ佐賀の酒。明治時代には、蔵元は700場もあったといわれています。幕末・維新期、名君10代藩主・鍋島直正は、藩の改革で、倹約をうたう一方で産業開発を推し進めました。その開発の一つが“酒作りの奨励”。米を酒に加工することで、収益をあげ、財政難を克服するとしたのです。
現在、佐賀県内には、34の蔵元があり、佐賀市内では71種類を以下の店で楽しめます(試飲もあり)。
おすすめは佐賀県産原料100%を使用した純米酒。本格焼酎です。平成17年5月2日から試飲(有料)ができます。是非一度お試しください。
佐賀酒Bar n◎m.(のんどっと)&佐賀酒情報館

場所:佐賀市唐人1-2-22
電話:0952-22-3087
営業時間:情報館12:00〜17:00、Bar18:00〜23:30(ラストオーダー23:00)、日曜祝日定休
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見て、触って、感じて。自然の中で、大地のめぐみを実際に収穫してみませんか?きっと、美味しさもひとしお!
■おいでな菜園(七山村)
宿泊施設(ログハウス)や、釣り堀を備えた貸し農園。畑づくりをはじめ、イモ堀りやみかん狩りなどが楽しめます。

・ 畑(1区画30平方メートル)…年間15,750円
・ イモ堀り体験(10月)…1kg約300円
・ ミカン狩り(10〜11月)…入園料210円、持ち帰り、1袋1000円
場所:東松浦郡七山村大字滝川403-1
電話:0955-70-7010
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■脊振村観光協会(脊振村)

・ 干し柿作り体験(11月下旬)…4kg1300円〜(限定100名)
・ 椎茸栽培体験(2月中旬〜3月)…原木1本500円〜1000円
場所:神埼郡脊振村広滝1472
電話:0952-51-9020 |
■岳信太郎棚田会(西有田町)

・ 田植え、稲刈り、脱穀、精米までの体験(通年)…体験型オーナー・玄米45kg28000円、出資型オーナー・白米8kg9230円
場所:西松浦郡西有田町山谷乙3869
電話:0955-46-2202 |
■もみじ村(西有田町)

・ そばオーナー(そば打ち体験付き・通年)…1kg5000円
・ 大豆オーナー(加工体験付き・通年)…1kg5000円
場所:西松浦郡西有田町山谷乙3869
電話:0955-46-2202
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■井手野栗園(三瀬村)

・栗拾い体験(9月の土日祝日)…中学生以上300円、小学生以下100年、持ち帰り1kg700円
場所:神埼郡三瀬村井手野
電話:0952-56-2662 |
■伊万里ふるさと村(伊万里市)

・ なし狩り(8月下旬〜9月)…1kg500円
・ ぶどう狩り(8月下旬〜9月)…巨峰1kg1000円
場所:伊万里市南波多町井手野2754-9
電話:0955-24-2252 |
■ 新幸農園(伊万里市)

・ なし狩り(7月下旬〜10月中旬)…1kg500円〜(限定50名)
場所:伊万里市松浦町山形7685-4
電話:0955-26-2224 |
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■観光ぶどう園(武雄市)

・ ぶどう狩り(8月〜9月)…1kg800円〜(限定100名)
場所:武雄市東川登町永野6740
電話:0954-23-6536 |
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■松浦東部農協(唐津市)

・ ぶどう狩り(7月中旬〜9月中旬)…800円〜1200円(限定100名)
・ りんご狩り(8月中旬〜9月下旬)…800円〜1200円(限定100名)
場所:唐津市浜玉町大字浜崎598-1
電話:0955-56-6611 |
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■丸安りんご園・丸純りんご園(三瀬村)

・ りんご狩り・食べ放題(9月〜12月)…中学生以上400円、幼児・小学生300円(限定250名・30名以上団体割引)
場所:神埼郡三瀬村樋ノ口
電話:0952-56-2574 |
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