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お湯湧いてます!佐賀の温泉ダイジェスト①

寒くなると、恋しいのが温泉。佐賀県内には、「美肌の湯」で知られる嬉野温泉をはじめとする名湯からスーパー銭湯まで、さまざまな温泉が湧いています。今回は、それぞれの温泉の特色を周辺情報とともにご紹介します。

※この情報は2016年12月時点のものです。

人肌ぐらいのぬるめのお湯が特徴 古湯・熊の川温泉(佐賀市)

 その名のとおり、古湯温泉の歴史は古く、約2100年前、不老不死の薬を求めて中国から訪れた徐福(じょふく)が神のお告げによって発見したと伝えられています。
昔から湯治場として知られ、青木繁や斎藤茂吉などの芸術家からも愛されました。湯温は約38度前後と、ややぬるめ。無味無臭でぬるぬるした心地よい肌触りが特徴です。
 熊の川温泉は、古湯温泉からやや下流の嘉瀬川沿いにある小さな温泉郷。温泉の起源は、821年、空海が水浴びする水鳥の姿から発見したと伝えられます。こちらも湯温はややぬるめ。ラドンの含有量が多く、リューマチや痛風などによいといわれます。
 また、長崎道佐賀大和インターそばには、佐賀大和温泉川上峡温泉(龍登園)があり、三瀬村には三瀬温泉があります。いずれも、のどかな景色と温泉が日常の疲れを癒してくれます。

●お問合せ:
 富士町観光案内所 TEL0952-51-8126
※参考サイト:
 古湯・熊の川温泉郷サイト
 あそぼーさが
●周辺情報:
2016サガ・ライト・ファンタジー
期間/開催中~2017年1月9日(月・祝)まで
場所/佐賀市内中心部
お問合せ/サガ・ライトファンタジー実行委員会事務局(佐賀市商業振興課内)TEL 0952-40-7100
◇佐賀城下ひなまつり
期間/毎年2月上旬~3月末
※参考サイト:
佐賀市観光協会ホームページ


ぬるめのお湯となめからな肌ざわりが特徴の古湯温泉。近年は整備が続き、新改築した宿も増えました。


嘉瀬川下流から上流に向かって佐賀大和温泉、熊の川温泉(写真)、古湯温泉、三瀬温泉が湧いています。


佐賀市内で開催される「サガ・ライト・ファンタジー」。JR佐賀駅前やメイン通り、商店街などがライトアップされます。

山から海まで、温泉の種類が豊富(唐津市・玄海町)

 山から海までエリアの広い唐津市は、温泉も山から海までバラエティに富んでいます。まず東エリアの山の温泉から紹介しましょう。七山の山里に湧く「鳴神(なるかみ)温泉ななのゆ」は、ph値10.1の弱アルカリ性単純温泉。ぬるぬるとしたお湯は美肌の湯といわれます。
 浜玉にある「野田の湯やすらぎ荘」は、日本庭園を眺めながら過ごせる温泉施設。天井の高い大浴場や露天風呂、サウナがあります。
 地下1600メートルから湧出する「鏡山温泉茶屋 美人の湯」はラドンや鉄分を含む良泉で、レストランを併設します。最近はフィギュアスケートを題材にしたTVアニメの主人公の「実家のモデルでは?」と言われ、アニメファンが多く訪れています。
 唐津市中心部の温泉は唐津城周辺に立ち、海をのぞみます。純和風旅館からホテルまで幅広く、好みに合わせて楽しめます。
 唐津市中心部から西へ向かうにつれて海の見える温泉が多くなります。呼子の「呼子 台場の湯」は、呼子湾を一望する温泉。無色無臭のラジウム泉で、発汗作用を促し、汗と共に血液中の老廃物を排出するといわれます。
 肥前の「唐津市国民宿舎いろは島」は、目の前にいろは島の絶景が広がる温泉。ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉で、こちらも入浴後はツルツルとした肌ざわりに。
 唐津市のお隣、東松浦郡玄海町にある「玄海海上温泉パレア」は、仮屋湾に沈む夕日をのぞむ絶好のロケーション。内湯、露天風呂、家族風呂、サウナがあり、レストランを併設します。

●お問合せ:唐津市観光協会 TEL0955-74-3355
※参考サイト:
あそぼーさが2015年9月号


七山の山里に湧く鳴神温泉ななのゆ。浴場には内湯や露天、家族湯などがあり、休憩できる大広間や食事処、特産販売コーナーも併設。


唐津市内中心部には、落ち着いた雰囲気の温泉旅館から設備の整ったホテルまで揃い、食事自慢、眺望自慢などさまざま。


施設の半分以上が海の上に立っている玄海海上温泉パレア。展望露天風呂から潮の満ち引きや仮屋湾に沈む夕日が見えます。

温泉&バイキングが人気。テニスコートも併設 とりごえ温泉(鳥栖市)

 鳥栖市の河内ダム湖畔に湧くとりごえ温泉。浴場は湯船だけがあるシンプルなタイプで、入館料は大人300円(入浴・休憩室付)とお手頃です。レストランを隣接し、昔の木造校舎を思わせる休憩室もあります。屋外にはテニスコートなどがあるので、家族で1日中楽しめます。

●お問合せ:とりごえ温泉栖(すみか)の宿 TEL 0942-82-5005
●周辺情報
ハートライトフェスタ2016
期間/2016年12月3日(土)~28日(水)
場所/鳥栖中央公園
お問合せ/とすイルミネーション実行委員会事務局(鳥栖商工会議所青年部)TEL 0942-83-3121
※参考サイト:鳥栖観光コンベンション協会


河内ダム湖畔に湧くとりごえ温泉栖(すみか)の宿。ボイラー修理のため、現在、大浴場のみの利用となっています。


とりごえ温泉栖(すみか)の宿。敷地は広く、レストランやテニスコートがあります。目の前には緑が広がります。


とりごえ温泉栖の宿の休憩室。畳敷だからゴロンと横になれます。宿泊施設があるので、研修等にも利用できます。

竜宮城を思わせる朱塗りの楼門がシンボル 武雄温泉(武雄市)

 武雄温泉の起源は今から約1,600年前にさかのぼり、神功皇后が矛の柄をついて温泉を出したと伝わります。泉質はアルカリ性単純温泉でサラッとしたお湯が特徴。湯温は18~52度と幅広いのですが、やや高めが多いようです。
 温泉街の入口にある朱塗りの楼門が武雄温泉のシンボル。竜宮城を思わせる立派な楼門で、東京駅を設計した辰野金吾氏によるものです。近年、天井に描かれた4つの干支の絵が東京駅の絵とセットになっていることが判明し、話題を呼びました。朝、さまざまな体験を楽しめる「朝活」も行われています。立ち寄り良し、泊まっても良し。楽しみの多い温泉です。

●お問合せ:武雄市観光協会 TEL 0954-23-7766
●周辺情報
◇クリスマスファンタジー(杵島郡江北町)
日時:2016年12月23日(金・祝)
会場:佐賀のへそ ふれあい交流センターネイブル
お問合せ:江北町クリスマスファンタジー実行委員会TEL 0952-86-4317
重要無形文化財『青磁』人間国宝 中島宏展(武雄市)
開催中~2017.2月6日(月)
陽光美術館・慧洲園
トリ年水族館(武雄市)
期間:12月10日(土)~2017年2月26日(日)
場所:佐賀県立宇宙科学館(ゆめぎんが)
TAKEO・世界一飛龍窯灯ろう祭り(武雄市武内町)
期間:2017年2月11日(土)~2月12日(日)
場所:竹木場キルンの森公園 飛龍窯
ロクロンロールエキスポ
期間:開催中~2月26日(日)
場所:武雄市内、近隣の市町
お問合せ:武雄市観光協会TEL 0954-23-7766
有田碗灯(西松浦郡有田町)
期間:2016年12月31日(土)~1月1日(日)
場所:陶山神社 お問合せ:有田観光協会TEL 0955-43-2121
有田雛(ひいな)のやきものまつり
期間:2017年2月4日(土)~3月20日(月・祝)
場所:有田町内
お問合せ:有田観光協会 TEL 0955-43-2121


楼門の奥には大衆浴場や貸切湯があります。大衆浴場は湯温の高いあつ湯と、やや温度の低いぬる湯に仕切られています。


朱塗りの楼門(国重要文化財)の天井絵は必見です。朝9時(火曜除く)からボランティアガイドが案内しています(入浴付400円)。


武雄温泉は佐賀藩の殿様や宮本武蔵、シーボルトなど多くの著名人が入ったといわれます。写真の殿様湯は貸切湯で1時間3800円。

多良岳山系の山里に湧く 平谷温泉(鹿島市)

 平谷温泉は国道444号線沿い、佐賀と長崎の県境にある秘湯です。周辺は「肥前耶馬渓」とも呼ばれる景勝地となっています。江戸時代末期より湯治場として利用されていました。現在は日帰り温泉「山吹の湯」と1日1客の温泉宿「庵」があります。
 また、祐徳稲荷神社近くには「ひぜん 祐徳温泉 宝乃湯」があり、参拝のあとの冷えた身体を温めてくれる人気スポットです。


●お問合せ:鹿島市観光協会 TEL 0954-62-3942
●周辺情報
祐徳稲荷神社
※参考サイト
鹿島酒蔵ツーリズム


新春は、祐徳稲荷神社にお参りに行ってはいかが。エレベーターができて、高齢者も本殿に上がりやすくなりました。エレベーターは有料になります。


13種類のお風呂とサウナが楽しめる「ひぜん 祐徳温泉 宝乃湯」。祐徳稲荷神社の参拝と合わせて身も心もスッキリ!


鹿島は酒どころ。新酒の時期は蔵開きが行われます。白壁の蔵が並ぶエリアは散策にもオススメです。

お湯ぬるぬる、お肌ツルツル美肌の湯 嬉野温泉(嬉野市)

 嬉野温泉の歴史も古く、712年の「肥前風土記」にすでに記述されています。江戸時代、嬉野は長崎街道の宿場町として栄え、シーボルトも訪れたそうです。もしかしたら、シーボルトも入浴したかもしれませんね。伝統ある大きな旅館から家族経営の小さな旅館まで幅広く、風情と歴史を感じさせる温泉地です。また嬉野は体の不自由な人も入浴できるようにバリアフリーを進めています。
お湯はぬるっとしたナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。湯ざわりはなめらかで、美肌の湯といわれます。温泉水を使った湯どうふは地元グルメとしておなじみ。お土産には嬉野茶、吉田焼がオススメです。近年は、おしゃれなショップやカフェなど、新しいスポットやグルメも登場しています。

●お問合せ:嬉野温泉観光協会 TEL 0954-43-0137
●周辺情報
◇うれしのあったかまつり
期間:2017年1月28日(土)~2月12日(日)
場所:嬉野温泉・本通り商店街周辺
お問合せ:嬉野温泉観光協会TEL 0954-43-0137
◇嬉野温泉梅まつり 
期間:2017年2月下旬
場所:みゆき公園梅林園
お問合せ:嬉野温泉観光協会TEL 0954-43-0137


嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」の一つ。泉質はナトリウムを多く含む重曹泉で、角質化した肌をなめらかにするのだとか。


オレンジ色の屋根が可愛い公衆浴場「シーボルトの湯」。館内には大浴場、貸切湯があります。バリアフリー設計です。


「温泉湯どうふ」は温泉水で煮込む嬉野の名物料理。温泉成分によって淡雪のようにやわらかでなめらかな豆腐と、まろやかな豆乳スープを味わえます。

有明海を臨み、魚介グルメも楽しみ たら竹崎温泉(太良町)

 佐賀県の最南端に位置する太良町。有明海を臨み、たら竹崎温泉の宿も海を前に立ち並びます。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。無色透明で、海の温泉らしく、ちょっと塩味のあるお湯です。肌はしっとりなめらかになり、神経痛や慢性消化器痛、冷え性などにいいといわれます。
 この温泉地の魅力は入浴後の魚介グルメ。「竹崎かに」を筆頭に有明海の幸を堪能できます。また、カキ小屋が並ぶ様子は太良の冬の風物詩。大きくてプリッとしたカキを炭火で焼いて味わってください。また、特産の太良みかんはお土産にぜひ!

●お問合せ:太良町観光協会 TEL 0954-67-0065
●周辺情報
道の駅たらふく館
※参考サイト:
あそぼーさが2014年12月号


眺望抜群のたら竹崎温泉。各宿で立ち寄り入浴ができます。カキを食した後に入浴するか、入浴後に食べるか悩みますね。


いよいよカキシーズン到来! 太良町から諫早市へ続く国道207号はいわば「カキ焼海道」。周辺にカキ小屋が並びます。


太良の二大ブランドの一つ「竹崎かに」。カキ小屋でも提供され、蒸し焼きやみそ汁などで味わうことができます。

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